商品コード:9784494015825

いのちがかえっていくところ

むきだしのイワナのいのちが、手のなかにある
1,430円(税込)
1,300円(税抜)
著者名
最上一平/作 伊藤秀男/絵
出版社名
童心社
ページ数
32
発売日
2022/10/20

朝日が遠くの山々を照らしはじめるころ、おとうさんとイワナ釣りに川へやってきた少年、たもん。
おとうさんに教わりながら、餌をつけ、竿を降るたもんですが、一向にイワナはかかりません。
あきらめかけたその時、竿が突然川に引っ張られるようにググッと曲がります。
釣られまいと荒々しく暴れるイワナに糸を切られないよう、竿を必死で手繰る(たぐる)たもん。
やがて、イワナがつかれて水面に顔を出したところを、たもんは、すかさず網ですくいあげます。
はじめて釣り上げたイワナを、おとうさんといっしょに川辺で焼き、かぶりつくように食べたたもんは、さっきまで必死で生きていたいのちをいただいていることに感謝し、思わず涙をながします……。

いのちとまっすぐに向き合った少年の、瑞々しいこころの動きが伝わってくる作品です。

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