ビリーと森のミンピン

リトル・ビリーはいい子にしていることにうんざりしていました。
おかあさんからやっていいと言われることはつまらないことばかり、しちゃいけないと言われることはみんな面白そう、そう思っていたビリーは、お天気のいい夏の午後、家の窓から見える絶対に行ってはいけないといわれている「あやまちの森」にひとりで冒険に出かけます！
ゆ～っくり、ゆ～っくり森へ入っていくと……。
もともと『ふしぎの森のミンピン』（評論社／刊　現在は絶版）というタイトルでパトリック・ベンソンの挿絵で刊行されましたが、今回、ロアルド・ダールの児童書作品のほぼ全てに挿絵を描いているクェンティン・ブレイクが絵を担当し、「ロアルド・ダールコレクション」21巻目として刊行されました。