チキンス－プ・ライスいり

1月から12月までの季節に応じた「チキンスープ・ライスいり」。たのしみ方も、月によってそれぞれ違います。楽しいって、驚き必ずあるんですよね。
5月は鳥になって巣の中でスープをつくり、11月はくじらになってぷーっとスープを噴きあげる！
めちゃくちゃだけど、想像するだけで笑っちゃう。1冊まるごと「チキンスープ・ライスいり」を、たっぷり味わってください。センダックならではのユーモアのセンスが光る一冊。
生まれてはじめて、手にした本は、姉さんからのプレゼントだった。センダック少年はその本を触ったり、匂いかいだり、かじったりして、最後に本を開いて読みました……と、どこかに書いてあった記憶があります。そう、お行儀よく机の前に座って、本を開くことだけが「読書」でありません。匂いをかぐこともまた、大事な「読書体験です」とセンダックは言いいたいのかもしれません。