ねことわたしのまほうの日

朝、目覚めた小学生のまいは、自然と伸びをした時の自分の手をみてびっくり。
なんと、黒い猫の手になっていまるー！
おまけにしゃべろうとしても、出てくる声は「ニャーニャ……」
飼っている黒猫のクウとからだが入れ替わっていたのです。
鉄棒が苦手で学校に行きたくなくて、昨夜、満月に猫になりたいと願いをかけたことがったことがかなったみたいですが。
まいの姿をしたクウは、朝ごはんを食べて小学校に登校します。
黒猫姿のまいは、心配になって自分の姿をしたクウ後ろからついていきますが、
クウは何くわぬ顔で友だちと話をしたり、授業を受けたり。 そのうち鉄棒をする体育の授業になって……。

楽ばかりしていると思っていた猫にも、猫社会ならではのいろいろな苦労があって、まいはそれに巻き込まれていきます。
それは鉄棒よりもある意味たいへんなこと。
さぁ、まいはその試練を乗り切れるのでしょうか？