なきむし

ぼくが友だちの家にあそびに行こうとすると、いもうとが「わたしも連れてって」と せがみます。
ぼくが断ると、「う、う、う、うわぁーん、うわぁーん」と泣いてしまうので、 いもうとを連れて友だちの家へ。
本を読んでいても、かいじゅうのおもちゃであそんでいても、いもうとは 「わたしにも見せて」とか「ままごとであそびたい」と、おにいちゃんにお願いします。
「だめ！」といいながらも、いつもいもうとのいうことを聞いてしまうぼく。
おにいちゃんと一緒にあそびたいいもうとと、わがままないもうとをほっておけないおにいちゃんの関係をやさしく描いています。
実はいもうとの方がたくましかったりするときも！？