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中学3年生の悠人(ゆうと)は、分かっている。 母は、成績優秀で模範生の兄のことばかり気にかけていることを。 いや、兄の存在を気にしているのは悠人自身なのかもしれない。それを認めるのが悔しいのだけど……。 悠人が受験勉強をしているより、外を走っている時間が増えた理由は、そんな家族の雰囲気から逃れたいからだ。 ランニングの途中、近所の公園で出会ったのは、2つ年下の少女、朱音(あかね)。 話を聞くと、近くのタワーマンションに、母といもうとと暮らしているという。 なぜ、こんな時間に? という疑問から、悠人は朱音の秘密を知っていく……。 児童文学作家の濵野京子さんが、社会の中で見えづらい「ヤングケアラー(家族の介護を担う18歳未満の子ども)」にスポットをあてた作品。丁寧な取材で、子どもを取りまく社会問題と子ども自身のこころの深部に切り込んでいく。
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