じゅんばんなんてきにしない

犬のチャーリーはすごく几帳面な性格。
毎朝起きてから順番にすることを決めています。
ベッドから降りたら、1・2・3とノミのように跳ね、トースターを頭に乗せて、4・5・6。
花だんに水をやって、7・8・9……。
毎日同じことをしないと、ひどいことが起きるんじゃないかと、不安になるのです。

そんなある日、朝ベッドで寝ていると、急な電話で起こされます。
リズムが狂い、ルーティーンができなくなって、なんだか落ち着かないチャリー。
さて、このあと待ち受けているのは、ひどいこと？　それともいいこと？
どっちでしょうか？

よかれと思って作った習慣だけど、いつしかそれに縛られてしまうことってないですか？
決まりきったことから、一歩踏み外す勇気が新しい日を連れてくるよ、とチャーリーが教えてくれます。