ニッキーとヴィエラ

第二次世界戦争下、ユダヤ人への迫害が進むなか、銀行で働いていた英国人ニッキーは、書類や資金を集め、チェコスロバキアのユダヤ人の子どもを他国へ逃がす運動に関わります。
救われた子の中に少女のヴィエラがいました。
ニッキ―の勇気ある行動がなかったら、ヴィエラや、ほかの数多くの子どもたちのいのちは失われていましたが、
戦争が終結したあとも、ニッキー自身はその功績を語ることはありませんでした。
そして、お互いの存在を知らぬまま、ふたりは数年後再会をはたします……。

第二次世界戦争下のヨーロッパで、本当にあったおはなしを元に創られた絵本です。