きかんぼのちいちゃいいもうと その１ ぐらぐらの歯

いたずらできかんぼの妹は、歯がぐらぐらで抜けそうになっていても、「いいの、このままがすきなの」とみんなに自慢して、なかなか歯を抜きたがりません。
そんな小さな妹のきかんぼぶりを発揮したお話が10話収録されています。
作者のドロシー・エドワーズは、1914年生まれのイギリスの童話作家。父親から読書を禁じられるほどの、本好きでした。エドワーズは、この作品を妹のPhyllis Mary F. Brownさんに捧げています。
初めて日本で翻訳出版されたのは1976年、堀内誠一さんの挿絵によるものでした。
今作では未訳のエピソードがさらに加わり、酒井駒子さんの繊細な挿絵で生まれ変わりました。