へろへろおじさん

こんな日があっていいのでしょうか？
遠くに暮らす友だちに、ただ手紙を出したかっただけなのに。
ポストに行くまでに、なんとまあ、災難続き。
ボールを踏んで階段から転げ落ちたり、犬に引きずられたり、ぶたに踏まれたり。
おじさん、まさに、へろへろ。気づけば手紙もしわくちゃに。
と、女の子が……。
落ち込んだとき、辛いときに、ちょっとした気遣いや優しさに触れるだけで、心救われますよね。
へろへろおじさんの苦労を見ていたら、今日の失敗やミスも、なんてことはないと思えそう！
ちょっとせつないけれど、ほっこりする一冊。