つきよのアイスホッケー

寒くて厳しい、北国の冬。
待ちに待った満月の夜に、子どもたちは池に向かいます。
池に積もった雪を払いのけると、そこに現れたのはまっさらなスケートリンク！
　 満月と数え切れないほどの星がまたたく空の下、自然が作り出したスケートリンクで、子どもたちはアイスホッケーを楽しみます。
12月のカナダを舞台に描かれたこの物語は、作者のポール・バーブリッジさんのおとうさんが、ちいさい頃に体験した出来事を元に作られたそう。
池が凍る日を、今か今かと待つ子どもたちの様子と幻想的な風景が、ていねいに描かれています。