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モンゴルのいちばん西の大地に暮らす、カザフと呼ばれるひとたちは、昔からイヌワシといっしょに狩りをして暮らしていました。 カザフの男の子、エルジャンはある日、おとうさんと一緒に高い岩山へ、イヌワシをつかまえに行きます。 無事に見つけ、サルコスと名付けられたイヌワシのヒナとエルジャンは、狩りの練習を繰り返し、そして、いよいよ狩りに出る日がやって来て……。 羽を広げると2メートル近くなる猛禽類のイヌワシと、カザフの人びととの関わりを描いた絵本。 約1300年続くイヌワシでの狩りが、野生動物の減少や人びとの暮らしの変化から近年【☆近年の位置を変えました)減少しているなか、カザフ族の昔ながらの暮らしや狩猟方法を伝えたいという思いを込めて作られました。
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