たのしい森をさがして

キツネの一家がつまらなそーに、朝ごはん。
メニューはカラスから奪った塩漬け肉と、みんなを騙して採ったブドウ。
なにを食べても、なにをしても、つまらなーいキツネの一家ですが、ある日、いいこと思いついた。「そうだ！たのしい森へいって暮らせばいいんだ！」
三日三晩探し回ったけれど、そんな森はどこにもない。猜疑心だらけのキツネたち。
ん？　でも、なんだかたのしいぞ？
キツネ一家がよろこびやたのしさを感じられるようになったきっかけは？
中国四川省出身のヤン・ホンインさんと、フランス・パリで活動しているエレーヌ・ルヌブーさんによる、合作絵本。ユーモラスの展開がたのしい、中国の絵本のいまがここに。