すきのあいうえお

詩人で絵本作家、翻訳家の谷川俊太郎さん。
1952年のデビューから現在まで、多くの作家や写真家とともに、バラエティー豊かな「ことば」にまつわる作品をつくってきました。
本作は、「美しいより、おもしろく。 意味があるより、おもしろく」。
そんなコンセプトで、全国を巡回している展示会「谷川俊太郎　絵本★百貨展」のために、写真家の田附勝さんとタッグを組み、つくられた1冊。
「すき」というテーマで連想する、「あ」から「ん」までを頭文字に持つことばたち。
そのことばそれぞれに合わせた写真を、田附さんが日本全国を旅しながら撮りました。
一つひとつは、何気ない物やシチュエーションですが、ことばと写真が響きあい、唯一無二の世界をつくり上げています。
作者のおふたりがこだわりぬいた、「すき」を感じてください。