商品コード:9784910343068

ぼくのなまえはサンゴール

どこの国でも、ぼくはぼく
2,420円(税込)
2,200円(税抜)
著者名
カレン・リン・ウィリアムズ、カードラ・モハメッド/文 キャサリン・ストック/絵 小野寺美奈、當銘美菜、山西優二、前田君江/共訳
出版社名
ゆぎ書房
外寸
29×15mm
ページ数
32
発売日
2024/05/30

スーダンで生まれ、難民とならざるをえなかったディンカ族の少年、サンゴール(Sangoel )。
ディンカ族の風習で、おとうさん、おじいさんと代々受け継がれてきた名前であることに誇りをもっています。
ところが移住してきた米国では、サンゴールという名前を正確に呼んでもらえません。
おかあさんからは米国風の名前に変えることを提案されますが……サンゴールはもっといい案を思いつきます。

<出版社の内容紹介>
スーダンの内戦で「なんみん(難民)」になった少年サンゴール。
帰る家も帰る国もなくなり、母と妹とともにアメリカへの受け入れが決まる。「どこへ行ってもお前はサンゴ-ルだ。どこへ行ってもお前はディンカ族だ」と長老に励まされて旅立つ。

アメリカの大都会に戸惑いながら、覚え立ての英語で母を支えるサンゴール。でも、出迎えの人も学校の先生も皆、「サン・・サン・・サンゴエル?」と、きちんと名前を呼んでくれず、同級生にも「サン、サンゴ!」とからかわれる。

「ぼくの名前なんて無くなってしまったみたいだ。難民キャンプへ帰りたい」と思い悩むサンゴール。ある朝、自分の名前を絵で描いて伝えると、同級生たちも次々と自分たちの名前を絵に描き、はじめて皆と打ち解ける。「素晴らしいアイディアね。それに、素晴らしい名前だわ」と先生に褒められたサンゴールは、自分のルーツと自分の名前に胸を張る。

カートに入れました

お買い物を続ける カートへ進む

※amazon pay 使えます/取寄せの際に入荷まで7日以上かかる場合もあります

この商品のレビュー

最近チェックした商品履歴を残さない