ケーセン(koesen)社のぬいぐるみ

ドイツ人形の伝統的な技術と、良質なものづくりへの気概を引き継いで

ケーセン社の前身であるケテ・クルーゼ工房は世界的に知られるドイツ人形のメーカーで、1912年に旧東ドイツ・チューリンゲン地方の町バートケーセンに生まれました。1989年ベルリンの壁崩壊を機に、ぬいぐるみメーカー・ケーセン社となり、伝統的な技術と、良質なものづくりへの気概を引き継ぎます。1992年からは芸術大学で学んだアーティストと組み、理想のぬいぐるみづくりに取りかかりました。
その哲学は、子どもたちが「気持ちよくほおずりできて、型くずれしにくい良質なもの」「その時々の感情を移入できる自然さをもつ」「やわらかく、動きがあって、自由に動かしてあそべる」ぬいぐるみを子どもたちの手に、というもの。

野生の動物を、布の素材で できるだけ忠実に再現

ケーセン社のぬいぐるみは、動物の個性を、できるだけ忠実に布の素材で再現することを目指しています。
野生の動物をスケッチすることにはじまり、たくさんの作業工程のほとんどは手作業です。
布地の選定はとくに重要で、動物の特徴によって、綿、アクリル、モヘア、合成皮革などを使いわけます。特種な布地は、ヨーロッパや日本のメーカーにまで染めや織りを特注するほど。中身はポリエステル、目や鼻にはプラスティックを使用。ひとつの動物に、20種類以上の素材を使うこともあるそうです。
その徹底したものづくりから、子どもからおとなまで世界中のファンを魅了する“世界でいちばん美しいぬいぐるみ”が生み出されるのです。

<ぬいぐるみの製作工程>

1.デザイナーが描いたスケッチをもとに、粘土で塑像を制作。
2.塑像に合わせて、型紙を製作。
3.各パーツの素材を決める。
4.型紙に合わせ、パーツごとに布を裁断。
5.工業ミシンを使い、縫製。
6.それぞれのパーツを組み合わせ、取りつける。
7.目を打ち込む。
8.中身をつめ、手縫いで口を閉じる。
9.ひげやたてがみを取りつけ、チェックして仕上げ。
10.最終チェックと微修正。

<ラインナップについて>

新しい動物が登場するほかに、改良が加えられてデザインが変わるものもあります。
その一方で、素材の入手が難しくなるなどの理由で、生産中止になるものもあります。

<手入れと洗い方について>

・通常の手入れは、かたくしぼった布でふき、軽くブラシをかける。
・洗うときは、お天気のよい日にし、事前に洗濯表示をよくご確認のうえで。
 1.毛糸用の洗剤で、上質なウールを洗うように手押し洗いを。
 2.部分洗いはさけて、できるだけ中まで洗剤が入らないよう手早く洗う。
 3.洗ったあとはタオルにくるみ、ネットにいれ、すばやく脱水。
4.風通しのよい場所で、形を整えて、陰干しにし、よくかわかす。

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