商品コード:9784097251088

子育てがんばる、カメムシのおかあさん

卵を守り、幼虫のために食べ物を運びます。
1,430円(税込)
1,300円(税抜)
著者名
新開孝/写真・文
出版社名
小学館
ページ数
40
発売日
2021/07/07
<出版社の内容紹介>
九州と沖縄の里山に生えるボロボロノキ。
細い枝が折れやすいことから、この名前がつきました。
このボロボロノキの近くでは、まっ赤なカメムシの集団が見つかります。
このベニツチカメムシには、不思議な習性があります。

卵を産んだおかあさんは、お腹に卵をかかえて、大事に守ります。
そして、卵から幼虫が生まれる直前、クリームのような液体を卵にかけます。
この液体には、おかあさんの腸内の共生細菌が入っていて、生まれた幼虫たちが食べる最初の食べ物になります。

幼虫たちが生まれると、おかあさんは、巣から外に出て、ボロボロノキの実をさがし歩きます。
実の重さは、おかあさんの体重の1.5倍もありますが、いっしょうけんめい、幼虫たちが待つ巣に持ち帰ります。
幼虫たちが育つためには、この実の汁が欠かせません。
しかも、実の汁を消化するためには、おかあさんからもらった共生細菌も必要なのです。

幼虫たちが、自分の力だけで食べ物を見つけるようになると、やがて、おかあさんは……。

人々の暮らしのすぐそばで、毎年、くり返される、ベニツチカメムシの細やかな子育てとボロボロノキの四季のうつろいを描く写真絵本です。

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