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ある日、日系人の女の子が、サンディエゴ市立図書館へたくさんの本を返しにやってきました。 第二次世界大戦がはじまり、アメリカ合衆国では、日系アメリカ人が「アメリカの敵」と考えられ、大人も子どもも、強制収容所へ送られることになったからです。 こころを痛めた図書館司書のクララ・ブリードさんは、図書館を利用する日系の子どもたちそれぞれに、サンディエゴ市立図書館宛のはがきを手渡し、手紙を書くように伝えました。 そうして、返事のはがきの消印から子どもたちの居場所をつきとめ、日系アメリカ人の家族たちに、本や日用品を送りました。 アリゾナ州にある砂漠の真ん中の収容所での過酷な生活や、十分に食べ物が与えてもらえず病気になる人が増えていることなど、収容所から送られてくる数々の便りから、日系アメリカ人の戦争中の暮らしが伝わってきます。 ブリードさんが贈った本が、どれほど子どもたちのこころの支えになったことか! およそ30人の子どもたちと文通をし、子どもたちに希望を与え続けたブリードさんの深い愛情が伝わってきます。 2020年、カリフォルニア州で日系人強制収容について、公式に謝罪する決議が採択されました。 日系収容所は「過去の出来事」ではなく、いまもなお残る差別につながっている事柄のひとつでもあります。 歴史の事実を伝え、わたしたちのいまの社会の在り方を問いかけてくる絵本です。
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