りすねえさんとゆきの日の手紙

くるみの森に雪が降りました。
郵便配達をしている、こじかの“くりた”から、会ったことのない相手と、文通をしているという話を聞いたりすねえさんは、自分も、ずっと友だちになりたいと思っていた相手に、手紙を送ることにします。
その相手とは……？
表題作「りすねえさんとゆきの日の手紙」の他、季刊誌『飛ぶ教室』（光村図書／刊）に掲載された、3つのおはなしをまとめた短編集です。
くるみの森が冬から春になり、活動的になった生きものたちの、それぞれのあたらしい出会いを描きます。
何気ない日々の、ちいさな幸せを感じられる「りすねえさんのおはなし」シリーズの、2作目。