商品コード:9784834021110

木の声が、聞こえてくる
1,100円(税込)
1,000円(税抜)
著者名
佐藤忠良/画 木島始/文
出版社名
福音館書店
外寸
27×20cm
ページ数
32
シリーズ名
こどものとも絵本
発売日
2005/07/15

木と対話するように、ひとりの画家がおおきな木をデッサンしている。
土の中から静かに水を吸い上げている根っこは、たっぷりと、話をためている。
木のこぶからは、がまんの歌が聞こえてくる。どんながまんをしてきたのだろう。
枝を空に向かって伸ばし、鳥が休みにくる場所を作ってやる。
春には、生まれたての若葉たちが、おひさまに会うよろこびをささやきあっている。
最後の頁は、スケッチブックを持った画家が、幹にそっと手を添えながら、木を見上げている写真。
「ありがとう また くるよ」ということばが添えられて。
日本を代表する彫刻家のおひとりである、佐藤忠良さん。
ロングセラー絵本『おおきなかぶ』の画家として、ご存じのかたもいらっしゃるでしょう。
その佐藤さんが彫刻の合間に15年に渡りデッサンしたものに新しいものを加えて構成したというこの絵本。
ひとりの芸術家が、1本の木と向き合い続け、積み重ねた時間がここにある。

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