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人間やコンパニオンアニマルたちのウンチは、トイレに流したり、ゴミ袋に入れて捨てたりしますが、世界中にいる野生の動物や昆虫たちのウンチはどこに行くのでしょうか? 一方では絶滅危惧種という大問題をかかえた動物もいますが、それでも「ウンチ」の量はハンパではありません。 どうぶつたちの排せつには、地球上のいきものたちが作り出す豊かで、かけがえのない自然のサイクルがあります。 はたして、私たち人間は、その豊かな輪の中にいるのでしょうか? みんなで考えたいテーマです。
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動物はみんなウンチをします。体にとって要らないものをウンチとして出すのですが、別の生きものにとっては必要なものだったり、ある生きものは自分でしたウンチを活用したりと、ウンチというものは決して不要な存在ではありません。そんなウンチの役立つ姿をえがいた絵本です。 私達にとってはトイレで流して終わりのウンチも、自然の中ではしっかりと巡る、なくてはならない存在です。 食物連鎖は学校でも習います。でも自然の循環はそれだけではありません。水や熱、空気(酸素や二酸化炭素)など、さまざまなものがいろいろな道筋で地球を巡っています。 ウンチをとおして地球を巡るさまざまなものについて思いを馳せていただけたらうれしいです。そして、自然界から外れた生活を送る私達は、人間のウンチをどのように自然の循環へ合流させているのか、考えるきっかけにしていただけたらしあわせです。 (福音館 鈴木敦さん)
鈴木敦さん 横浜市生まれ。理系の大学を出て銀行へ入行ののち福音館に入社。販売促進業務ののち、母親向け月刊誌、児童向け月刊誌の編集を経て科学書の編集に。現在科学書編集長。編集した作品は『ちきゅうがウンチだらけにならないわけ』のほかに『私のことば体験』、『鉄道記』、『地球人記』、『飼育栽培図鑑』、「おおきなくまさんとちいさなやまねくん」シリーズ、『みんなの園芸店』『このかみなあに? トイレットペーパーのはなし』『食べているのは生きものだ』『人間は料理をする生きものだ』など。
フィクション作品と違って実在するものやことをテーマにするのが「かがく絵本(ノンフィクション)」ですが、「見えないものは難しい」と頭を悩ませることがおおいです。『ちきゅうがウンチだらけにならないわけ』のテーマ「自然界の循環」や『食べているのは生きものだ』のテーマ「いただいている命」といったものは目には見えません。目には見えないのでそのまま描くことはできません。でも「たいせつなものは目には見えない」のです。どのように構成して、どのように描いていただけば、たいせつなことが子どもたちにうまく伝わるのか、本を編集するたびに悩みます。
幼稚園の年長だったか小学校にあがったばかりの頃だったか忘れましたが、小さな穴から出入りするアリの巣の中が気になってしかたがなくなり、スコップでひたすら地面に穴を掘り、庭に開いた大穴を見た親に怒られたことがありました。 小学校高学年の夏のことでしたが、そろそろ寝ようと雨戸を閉めるとき、庭先の木をセミの幼虫が登っているのを見つけました。羽化だ! と思った私は父の一眼レフを借り、脱皮が終わるまで写真を取りながら観察しました。その夏の自由研究は「アブラゼミの羽化」になりました。 その他、買ってもらった自転車を分解してベアリングを元に戻せなくなって焦ったり、鍛冶屋のまねをして、ガスコンロで釘を熱し、金槌で叩いてナイフを作ったりと、馬鹿なことばかりしていました。釘は炭素分が少なくて刃物には向かないと知ったのもこのときでした。
もっと知りたい! 『ちきゅうがウンチだらけにならないわけ』の魅力
かがく絵本には、「新しい発見」がたくさんつまっています。かがく絵本の魅力を誰よりも知り、かがく絵本の達人である担当編集者たちのコメントを紹介します。
『ちきゅうがウンチだらけにならないわけ』のおすすめポイント
動物はみんなウンチをします。体にとって要らないものをウンチとして出すのですが、別の生きものにとっては必要なものだったり、ある生きものは自分でしたウンチを活用したりと、ウンチというものは決して不要な存在ではありません。そんなウンチの役立つ姿をえがいた絵本です。
私達にとってはトイレで流して終わりのウンチも、自然の中ではしっかりと巡る、なくてはならない存在です。 食物連鎖は学校でも習います。でも自然の循環はそれだけではありません。水や熱、空気(酸素や二酸化炭素)など、さまざまなものがいろいろな道筋で地球を巡っています。
ウンチをとおして地球を巡るさまざまなものについて思いを馳せていただけたらうれしいです。そして、自然界から外れた生活を送る私達は、人間のウンチをどのように自然の循環へ合流させているのか、考えるきっかけにしていただけたらしあわせです。 (福音館 鈴木敦さん)
編集者プロフィール
鈴木敦さん
横浜市生まれ。理系の大学を出て銀行へ入行ののち福音館に入社。販売促進業務ののち、母親向け月刊誌、児童向け月刊誌の編集を経て科学書の編集に。現在科学書編集長。編集した作品は『ちきゅうがウンチだらけにならないわけ』のほかに『私のことば体験』、『鉄道記』、『地球人記』、『飼育栽培図鑑』、「おおきなくまさんとちいさなやまねくん」シリーズ、『みんなの園芸店』『このかみなあに? トイレットペーパーのはなし』『食べているのは生きものだ』『人間は料理をする生きものだ』など。
かがく絵本を作るにあたっての想いや、心がけていること
フィクション作品と違って実在するものやことをテーマにするのが「かがく絵本(ノンフィクション)」ですが、「見えないものは難しい」と頭を悩ませることがおおいです。『ちきゅうがウンチだらけにならないわけ』のテーマ「自然界の循環」や『食べているのは生きものだ』のテーマ「いただいている命」といったものは目には見えません。目には見えないのでそのまま描くことはできません。でも「たいせつなものは目には見えない」のです。どのように構成して、どのように描いていただけば、たいせつなことが子どもたちにうまく伝わるのか、本を編集するたびに悩みます。
ご自身がちいさいころの「かがく」にまつわるエピソードや夢中になっていたものなどあれば、教えてください。
幼稚園の年長だったか小学校にあがったばかりの頃だったか忘れましたが、小さな穴から出入りするアリの巣の中が気になってしかたがなくなり、スコップでひたすら地面に穴を掘り、庭に開いた大穴を見た親に怒られたことがありました。
小学校高学年の夏のことでしたが、そろそろ寝ようと雨戸を閉めるとき、庭先の木をセミの幼虫が登っているのを見つけました。羽化だ! と思った私は父の一眼レフを借り、脱皮が終わるまで写真を取りながら観察しました。その夏の自由研究は「アブラゼミの羽化」になりました。
その他、買ってもらった自転車を分解してベアリングを元に戻せなくなって焦ったり、鍛冶屋のまねをして、ガスコンロで釘を熱し、金槌で叩いてナイフを作ったりと、馬鹿なことばかりしていました。釘は炭素分が少なくて刃物には向かないと知ったのもこのときでした。