きのこって なんだろう？

森の小道にあるに生えている白樺の木の下、青々としたコケからふたつ、赤い何かがひょっこり出ています。
これは「ベニテングダケ」。
キノコの笠の下にあるひだから、ひとつひとつは目には見えないくらいのちいさな胞子が風に乗って飛び、その胞子が地面に落ちると菌糸になって……。
「ベニテングダケ」の一生や、生きた木の根や落ち葉など、生息する場所に分けてたくさんの種類のキノコを紹介。
長年キノコを描き続けている小林路子さんが、ほぼすべてのキノコを原寸大の大きさで色鮮やかに描いています。