商品コード:9784990811679

海峡のまちのハリル

今から約100年前のイスタンブールで
2,970円(税込)
2,700円(税抜)
著者名
末沢寧史/文 小林豊/絵
出版社名
三輪舎
外寸
縦206mm 横304mm 厚さ11mm
ページ数
58
発売日
2021/10/29

いつの時代も行き交うひとで賑わうアジアとヨーロッパの境、ボスポラス海峡の港町に住む少年ハリル。
トルコの伝統的な美しいマーブル模様の紙「エブル」をつくる工房の親方である祖父と暮らしています。
周囲には学校へ通う子どもたちもいますが、ハリルは毎日、工房の手伝いです。
日本からやってきた貿易商の息子で、慣れない土地で暇を持て余していた、たつきと出会ったハリルは、ある日、祖父からエブルに使う筆の材料のおつかいを頼まれ、たつきを連れてバザールへ行きます。
お互いの文化を紹介し合いながら、友情を深めるふたりの少年を描いた作品です。

欧州、中東、アジア諸国を旅した経験を絵本に描いてきた小林豊さんによる圧巻の鉛筆画から、中東のまちの雰囲気が漂います。
そんな小林さんのもとで絵本づくりを学び、トルコをフィールドに取材執筆、活動を行う末沢寧史さんの初めての絵本。
手作業で表紙に貼られた切手や消印、本の間に挟まれたエブルなど、デザインにも思いのこもった贅沢な一冊です。

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