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仲良しのふたごのうさぎ、カロンとコロンは森へ散歩に出かけます。
春はたけのこや木いちごを探しに、暑い暑い夏の日は、森の動物たちといっしょに池で水あそび。
秋はどんぐりやまつぼっくりでアクセサリー作り、冬は凍った池でスケート。
季節ごとに4つの話からなっていて、それぞれの最後には、話の中に出てくる、たけのこ料理やまつぼっくりツリーの作り方なども紹介されています。
カロンとコロンが森を散策しながら全身で四季を感じ、自然にふれ合っています。

2005年主婦と生活社より刊行され、絶版になっていた絵本をどいかやさんご本人が復刻した私家版（ソフトカバー）です。

大自然に囲まれた、小さな家の小さな庭。ここに猫のハーニャが住んでいます。そしてほかにも数えきれないほどの小さな生きものたちがくらしています。
この小さな家の小さな庭を舞台にした、季節の移ろいと自然の移り変わりを、やわらかく美しいパステル画で、ゆったりと感じてください。
「チリとチリリ」シリーズでも人気のどいかやさん絵本です。大きなサイズなので、どいかやさんの美しい絵をたっぷり楽しめます。
さあ、深呼吸のときです。

ねこのニャンルーの家は森の中。コナラの木の下です。
自然のなかで、家族といっしょに、手作り、手仕事を大事にした暮らしをしています。
ある日、おばあちゃんが、亡くなったおじいちゃんの水色のセーターを編み直すことに。
「セーターをほどいちゃったら、おじいちゃんが悲しくないかな」 と、ニャンルーは心配。
おばあちゃんは、「いつもこのセーターでニャンルーを抱っこしていたのだから、おじいちゃんもきっとよろこぶわよ」。
ふたりは、丁寧にセーターをほどき、毛糸のくせを直し……。
家族のかけがえのない思い出が、ニャンルーが編んだマフラーとなって受け継がれていく姿が、どいかやさんのやわらかな色鉛筆画でやさしく深くさりげなく描かれています。

台所からいいにおい。ネコのかあさんが毎日つくる朝ごはん。
月曜日はオムライス、火曜日はサラダ風混ぜごはん、水曜日はあったかミルクスープごはん……。
ときには子どもたちや、おとうさんもお手伝い。
一日のはじまりに家族そろって食べるごはんは、元気の素！

アイヌの狩人にしとめられた熊の神さまは、捧げものをする宴で見た踊り子の舞いが忘れられず、また踊りを見るために何度も狩人にしとめられて 家を訪れます。
いのちをいただくときに、こころを込めておもてなしをすると、熊の神さまがまた来てくれるというアイヌの伝承を、 どいかやさんのやさしいタッチの絵で描きます。
熊の神さまに踊りを捧げる、不思議な踊り子の本当の姿とは……？

おかっぱ頭で、ほっぺが赤い、おなじみの女の子、自転車大好きなチリとチリリの登場です。
森の中を自転車に乗って行くチリとチリリ。
動物たちが営む喫茶店やサンドイッチ屋さん、森のホテルに立ち寄って、とびっきりのすてきな時間を過ごします。
いっしょに行きたいですね、いっしょに走りたいですね。チリ、チリリと。

おなじみ、チリとチリリの登場です。
ふたりで自転車に乗り、今回やって来たのは海のなか。さんごのめいろをすすみ、貝殻のソファに座り、海のなかならではのおいしそうなデザートをほおばり、大満足です。
さらに深く潜ると……。
小さな瓶の中の貝殻。遠い日に海辺で拾ったものです。縁が砕けてしまったものもあるのに、ずっと机の片隅に。今度、チリとチリリに見せてあげたい。