作家直筆サイン入り絵本・書籍

もったいないばあさんが大好きだった、おばあちゃんのお話。 毎朝お日さまが昇ること、稲が育つこと、田植えを手伝ってくれるみんな、すべてに「ありがたや　ありがたや」というおばあちゃん。 米作りを通じて、自然の恵みやいのちの大切さ、人の恩についておばあちゃんが、子どもだったもったいないばあさんにやさしく伝えています。 「ありがたい」と「もったいない」を伝えないのはもったいない。 2004年に「もったいないばあさん」シリーズ1作目『もったいないばあさん』が刊行され、2024年に20周年を迎えました。

2011年に起きた東日本大震災によって、それまでの暮らしが一瞬で奪われてしまったたくさんのひとたち。
失われてしまったそれまで培ってきた生活や、思い出の数々。
震災直後に自分でも何かできないかと被災地を訪れた際に、避難されていたかたから「写真に写し、伝えてほしい」と声をかけられ、写真のもつ役割のひとつを気がつかされた……。
写真家の石井麻木さんは話します。
写真には、ただその風景を切り取るだけではなく、その時の記憶や思い出も一緒に写っている。
そして、たった1枚の写真でも、こころを支えるだけの力があるということを。
東北に通い続けた12年の間に、たくさんのかなしさ、くるしさ、そして、何よりひとびとのやさしさやたくましさを、そして、子どもたちが成長する姿を見つめ、撮り続けた石井麻木さんによる写真絵本です。

主人公のゴリラは、「ふんが」の3文字だけしかしゃべっていないはずなのに、ダイナミックに描かれた絵と展開で、不思議と、ゴリラがどんな気持ちの「ふんが」を言っているのかが読者にわかる「想像力で読書ができる」絵本として反響を呼んだ、『ふんがふんが』の2作目です。
バナナを落とそうと投げたブーメランが、ハチの巣に当たってしまい……。
今回ももちろん「ふんが」しかしゃべらないゴリラたちのユーモアあふれるお話しを、ぜひ声に出して読んでみてください！

「とことことこ」「てくてくてく」。
リズミカルなことばと一緒に、１本の赤い道を「どんどん」いくと……「すってん」。
さらに赤い道を「とこてく」いくと……迷路や、わかれ道も。
赤い道が連れていってくれるのは、いままで体験したことのない世界です。
視界が開け、世界に色がつきはじめる頃に、こんなに豊かな色彩に出会えるって、なんてしあわせなことでしょう。
どんなにあかちゃんを驚かせることでしょう。

クレヨンハウスのロングロングセラー、谷川俊太郎さんがそれぞれの旬の画家やデザイナーさんたちとコラボした「あかちゃんから絵本」シリーズの第１４作目。
今回は、イラストレーターの祖敷大輔さんとご一緒した「新感覚絵本」です。

『ぼくはくまだ。なまえはまだない。ぼくは『どこか』をめざして、あるくのがすきだ』

おひさま、ちょうちょ、恐竜……等。道で出会うものとのやりとりはどこか不思議な世界に迷い込んだよう。
あかちゃんはシンプルに、大人は、哲学的にもたのしめる絵本です。

「こんにちは、ぼく、です」と現われた、ふしぎなだれかさん。やわらかそうで、のんきそう。
「たっているのが、すき」「ねているのは、もっとすき」。
どこまでも、のほほんとした絵とことばで、あかちゃんも大人もリラックスできます。
今作の画家・あだちのりふみさんは、これがはじめての絵本作品となります。

【「子どもの本の学校」31期　スペシャル対談レポート！】

2021年10月16日（土）谷川俊太郎さんとあだちのりふみさんのスペシャル対談を行いました。 今回は、なんと谷川さんのご自宅からのオンライン生配信での開催！

「あかちゃんから絵本」シリーズの15作目となる『どーも』が生まれるきっかけを、ソファでくつろぎながら、ゆったりとした雰囲気で対談くださいました。

あだちのりふみさんが描かれてきたキャラクターや2コマの漫画「にこまんが」シリーズに、言葉とおり「ひとめぼれ」されたとおっしゃる、谷川俊太郎さん。

おふたりが哲学的な深いところで響き合っていることを感じるお話でした。
講演会のあいまにパシャリ！　すてきな笑顔をいただきました！

ごはんを食べてうんちをする。あかちゃんの大事な仕事です。 だから一生懸命食べて、まじめにうんちをします。 そんなあかちゃんの仕事に注目しました。 シンプルで力強いいのちの営みを、下田昌克さんがこれ以上ないほど、ぴったりの絵で描いています。 「あーん」「ごくん」「ぶお――」。声に出して気持ちいい一冊です。

雪がおでこに当たると「きえちゃった……」
手のひらで受け止めると「……つめたいね」
あかちゃんにやさしくあたたかいことばで問いかける、こがようこさんの「語りかけ絵本」シリーズ６作品目。
見返しには「おでこに　あたったよ」でスキンシップ！など、おかあさん、おとうさんがお子さんとのコミュニケーションを取りやすいよう、ポイントも掲載されています。

表紙を開くとジャバラ式に広がる、2.8メートルのパノラマ画面。時代を追って描かれた太古の世界を、たくさんの恐竜たちがいきいきと歩きまわっています。
新しい学説を取り入れているので、新発見の恐竜もたくさん登場します。これならちいさな恐竜博士もきっと大満足。
恐竜絵さがしクイズであそんだあとは、付録のミニ恐竜図鑑でさらに詳しく恐竜を知ろう！

土佐さんの描いた「せかいのしくみ」を見て、谷川さんがイメージしたのは「マンダラ」でした。
じゅもんのようなことばに、世界が次々と変化していきます。

おばさんは、お客さんにごちそうするのが大好き。
きょうもかわいいお客さんを呼んで、得意の腕まえを披露します。
小麦をこねてオーブンに入れ、にんじんスープを火にかけて、大きなハムの上に花を散らし……。
オーブンやフライパンにセットしてしばらく待ちます。
シュウシュウ、ジワジワ、音を聞いているだけで思わず舌なめずり。
ピーッ。時計が鳴って、さて、できあがった料理は……？　とっても意外！
料理のかくし味は、おばさんの魔法です！こんな魔法のごちそう、食べてみたい！

おばあちゃんに急に会いたくなって、よおちゃんはおばあちゃんの家へ。
その頃、おばあちゃんもよおちゃんに会いたくなって……。
息もぴったりで、仲よしだからこそ、すれ違ってしまうふたり。
やっと会えたときは、「ヤッホウ！」。
ふたり同時に声が出る。うれしさはひとしお、一千万倍。

いきものが好きなハナ。へび、カエル、ミミズ、クモなど、人間の友だちみんなは苦手だと言うけれど、ハナは魅力を知っています。
ある日ハナは、へびやミミズたちをみんなに会わせたくて学校へ連れて行きますが、みんなは驚いて逃げてしまいました。
わかってもらえず、がっかりするハナに、ハルが話しかけました。
「もようがすごくきれい」。 そしてふたりは……。

ゆうちゃんは、パパが仕事帰りに買ってきてくれた絵本を読んでもらおうと、お気に入りのぬいぐるみのほげちゃんを抱いてパパの膝の上へ。
『おばけのおまつり』という絵本をパパに読んでもらっていると、パタン！
こわくなったのか、ゆうちゃん、急に絵本を閉じて行ってしまいます。
夜中、家族みんなが寝静まったあと、ほげちゃんの目だけはパッチリ。
ゆうちゃんがパパに読んでもらっていた絵本の続きが気になるほげちゃんは、暗闇の中でこっそり読みはじめますが、あれ？　何だか背中がゾゾッとする。
ほげちゃんが、途中まで読んでいた絵本を元の場所に戻そうとしたそのとき……。
いつもやんちゃなほげちゃん、暗～い部屋でいったい何が起こったのでしょうか？
人気シリーズ4作目。
巻末にはお話の中に出てくる絵本『おばけのおまつり』、フエルトで作るほげちゃんミニハウスの作り方が載っています。

道をとぼとぼ歩いていると、力士のおなかのお肉にはさまれて「たぷ」。
トランポリンでぴょーんぴょーんとあそんでいたら、力士のおなかのお肉に「たぷ」……。「きこきこ」「ひょいひょい」「ごしごしごし」などのたのしい擬音語と、たぷたぷのおなかの力士とのコラボレーション！
対象年齢は、「あかちゃんから君まで」。ギャグ漫画家・藤岡拓太郎さん初の絵本。このシュールさにハマることまちがいなし！