商品コード:9784333029242

ぼくたちのことをわすれないで

少年の瞳の奥にやどる哀しみ……その理由とは。
1,650円(税込)
1,500円(税抜)
著者名
由美村嬉々/作 鈴木まもる/絵
出版社名
佼成出版社
外寸
220×250×10 mm
ページ数
36
発売日
2024/06/17
<出版社の内容紹介>
ぼくの名前はハールン。ミャンマーで生まれた。でも今、バングラデシュの難民キャンプにいるんだ。ぼくの話を聞いてくれる……?
ミャンマーのラカイン州にくらす少数民族、ロヒンギャの人たちは、2017年8月に国内で大規模な迫害を受け、今も約100万人が難民キャンプで暮らしています。その中の一人、ハールンという少年が体験を語ります。
ミャンマーで家族と共に平和に暮らしていた男の子・ハールンは、ある晩、火事に気づいて目を覚ましました。武器を持った男たちが村を襲ったのです。命からがら家を飛び出したハールンは、隣家のラヒームおじさんといっしょに三日三晩歩き続け、国境となるナフ川を渡って隣の国バングラデシュにたどりつきます。
両親とはぐれ、悲しみにくれるハールンですが、難民キャンプに学校ができたことで笑顔を取り戻します。
その学校は、日本でくらすロヒンギャ男性が私財で建てたものでした。
ロヒンギャの人たちに起きたことと、難民キャンプの子どもたちの現状を伝える絵本。

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