商品コード:9788875700799

闇の夜に(英語版・特別日本語訳入り)

ムナーリの代表作ともいえる、しかけ絵本
6,600円(税込)
6,000円(税抜)
著者名
BRUNO MUNARI/著
出版社名
CAST JAPAN
外寸
23 x 16 cm
ページ数
60
発売日
2019/10/06

<出版社からの内容紹介>

1956年にMuggiani社から出版され、1996年にCorraini社より再販されたブルーノ・ムナーリの代表的な作品です。 あまりにも独創的でクリエイティブなこの表現が、その後のムナーリの軸となっていったと言われる作品です。 この物語は、冒険のお話ではなく、読み手のあなたが冒険者となる本です。 物語は、3章構成で展開されます。 各章は16ページからなり、16ページごとにページの紙質(物語の舞台)が変わるのです。


商品には日本語訳を同封しております。

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『闇の夜に』 <出版社からの内容紹介>

第一章
ページ上部に16ページに渡り貫通する小さな穴から漏れる灯りを、ページを繰りながら追いかけます。この真っ暗な夜の街のこの舞台(紙質)は黒いマット紙です。


第二章
まるで小人になったかのような目線で進む草むらの中の虫たちの世界です。夜明けのこの舞台(紙質)は半透明のパラフィン紙です。透けて見える各ページの草が効果的にあなたを草むらに忍ばせます。


第三章
土の中の洞窟にあなたが降りていきます。幾ページにも渡りギザギザに切り取られた大きさの違う穴が、立体的な“穴”となり、ページを繰るごとに奥深くへと進み物語が進行します。 灰色のマット紙が舞台の、この最後の章です。そしてまた夜がやってきて黒いマット紙の舞台に戻り、闇の中に今度はいくつもの灯りがともるのです。


形態と素材が作品内容と直接的関係にあるブルーノ・ムナーリの作品は、触れるものを立ち止まらせ、思考や想像を働かせることを誘います。 本書も物語の進行によって紙の素材を替え、視覚的体験と触覚的体験によって物語があなたの冒険になっていくのです。また各ページでの加工や表現が、時間の経過をリアルなものとして感じさせる仕掛けも画期的です。 文章(英語)は本当に少しの分量しかなく、ムナーリの絵や仕掛けの表現が否応なく想像力を発動させ、読み手が自分だけの物語を描き出すのです。 ですので、英語がわからない人も恐れることなく、本書を手にしてブルーノ・ムナーリのこの素晴らしい作品を体験してください。 子どもだけでなく、大人の絵本としてもマストハブな一冊です。
また、ご参考までに商品には日本語訳を同封しますので、ご活用くださいませ。

About Bruno Munari

20世紀最大の芸術家として名高いピカソから「現代のダ・ビンチ」と呼ばれたブルーノ・ムナーリ。 まさにブルーノ・ムナーリを1つのジャンルで括ることはできません。美術家、画家、彫刻家、グラフィック・デザイナー、プロダクト・デザイナー、絵本作家、研究者、教育者、著述家、そして子どもと遊ぶ人、etc…。

そのジャンルレスな活動はまさに稀代の表現者でした。1930年代にイタリアの前衛美術運動「未来派」に属しキャリアをスタートさせて以来、彼は常に絵画、彫刻、デザイン、写真、そして教授学の分野におけるあらゆる形の「実験的」な創作活動を行なったのです。


この多方面にわたる活動の一環として、常に子どもの世界に特別な眼差しを向けていたことは特筆すべきです。 形態と素材が作品内容と直接関係にある彼のデザインは、触れるものを立ち止まらせ、思考や想像を働かせることを誘う「本」や「ゲーム」として子ども達の芸術教育に注がれました。

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