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「午後の3時」。
いつも一緒にいるぞうのフニフとわにのワムは、大の仲良し。
ある日、フニフの家にやってきたワムは、３時で時計が止まっていることに気づきます。
３時はおやつの時間。
フニフは、ぱっと目を輝かせて、「今日はずっと３時の日にしよう」とワムに言うと、「フニフ、きみって、天才」とワム。
ふたりはおやつの準備をはじめますが……。
その他３話が収録。
ピュアでマイペースなフニフをワムがいつもやさしくあたたかく見守っています。 『ぞうのフニフとわにのワムくん』に続き、2作目。

小学生の男の子 一平は、大雨の日にひとり、祖父母の家で留守番をすることになった。
さまざまな写真集や図鑑といった、たくさんの本や、風変わりな置き物など、わくわくするものがたくさん置いてある大好きなおじいちゃんの書斎で過ごし、心細さを紛らわしていた一平は、突然の大きな雷に驚いて古い机の下に潜りこむ。
するとそこは不思議な国につながっていて、その先で出会った、ウサキチと名乗るクッションのような大きなウサギは、一平のことを 知り合いの誰かと勘違いしているようで……。

不思議なコンペイトウ、トンチンカンな山賊、火をふく巨大なドラゴン、児童文学界のファンタジーの名手、岡田淳さんによる、わくわくがつまった冒険の物語。

かなづち、のこぎり、くぎ……。
このどうぐ、つかうのはだれ？
道具が並んだ見開きのページをめくると、 その道具をつかう仕事が登場。
大工さん、仕立屋さん、コックさん、時計屋さん。
身近なものから、はじめて見るものまで、 さまざまな職業のひとたちがつかう、仕事の道具がせいぞろい！

2005年に、ボローニャ国際絵本原画展に入選した作品をもとに、イタリアで出版された絵本『ARNESI/TOOLS』が、日本語で刊行。
何度読んでも飽きのこないデザインと、それぞれの仕事ごとに、文字のフォントが違うなど、細部までこだわりぬかれた絵本です。

食べものの好ききらいが多い女の子ぱこちゃん。
あれもこれも、食べたくない！
と、ご飯の時間はため息ばかり。
そんなぱこちゃんが、スーパーマーケットで手に入れたのはパンダの形の容器に入った「ふりかけパンダ」。
食べものに「ふりかけパンダ」をかけて、不思議な呪文をとなえると……。

ちいさなパンダ「おさじ」が、またまたやってきた！
今度は、どんなパンダ料理が飛び出すのかおたのしみに。
注目の絵本作家・柴田ケイコさんが描く、大人気絵本シリーズの2作目です。

森の中を逃げるうちに、やがて古びれた屋敷にたどり着いた少女オティラは、そこで物言う「ドクロ」と出会う。
屋敷を案内してくれるという礼儀正しいドクロと、名前以外は謎につつまれた少女。
ふたりの間には、ともに過ごすうちに奇妙な友情が生まれてくるが……。

ケイト・クリーナウェイ賞とコールデット賞をダブル受賞している、気鋭の絵本作家ジョン・クラッセンによる、どこか影をまとったような この童話は、冒頭からラストまで、たくさんの謎や疑問をはらんでいて、読者に想像の余地をふんだんに与えてくれます。
訳者の柴田元幸さんは、「クラッセンの作品群の中でも最高傑作」と語ります。