おとな向けのプレゼント絵本
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心のなかにずっと
あなたには、子どもの頃、大切にしていたものはありますか?
ぼうやには、大切にしているうさぎがいました。
ずっと一緒だと思っていたけれど……
思い出がやさしく支えてくれる、そんな出会いがあります。
クリスマスにぼうやがもらったビロードのウサギ。ベッドで一緒に寝るようになって、ふたりは仲よしに。
大事にされたおもちゃは本物になるという言い伝えを信じたウサギは、自分が本物のウサギだと思うように。
でもビロードのウサギは実際は古くなる一方で、野ウサギたちには本物じゃないと言われ……。
いよいよ捨てられることになったその晩、ビロードのウサギに奇跡がおこり……。
ぼうやにとってのうさぎのように、この絵本も、いつまでもこころに残る贈りものになりそう。1,650円(税込)カートに入れるカートに入れました
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みんなで ひとつ。
ひとりでひとつをつくりあげるのもいいけれど、
みんなでひとつをつくるのも、素晴らしいことだ。
105人が集まって、つくりあげたのは! (K.O)
金曜日の夕方、あちこちの家で105人のひとたちがでかける用意をはじめます。
おふろに入って、下着を着て、くつ下をはいて……一人ひとりちがう、いろんなしたく。
向かったのは、町の大きな音楽ホール。105人のしごとがいま、いま、はじまります。
こころをひとつに合わせて美しい音楽をつくりあげる、オーケストラの音楽家というすてきなしごとが!1,650円(税込)カートに入れるカートに入れました
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一度立ち止まって自分を見つめ直したいときに。
ひとつ ひとつ ながさがちがう
ひとつ ひとつ じかんがちがう
だからさ あのさ 「はやく はやくって いわないで」
あなたはあなたのペースでいいんだよ。一度立ち止まって自分を見つめ直したいときに。
大事な忘れもの、していませんか?
イラストレーター・漫画家・エッセイストでもある益田ミリさんのはじめての絵本。
小学校1年生のとき、くじ引きで並ぶのがいちばんビリになったとき、 先生が自分を待っていてくれて、しかもほめてくれたことがいまも忘れられないという益田さん。
絵を、平澤さんと組んだのも、50ページもある絵本のみごとなでき栄えにつながっています。
短いことばと大胆なタッチの絵は、一人ひとりの個性を認めてあげることの大切さをストレートに伝えてくれます。1,650円(税込)カートに入れるカートに入れました
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色ってふしぎでおもしろい!駒形克己さんのしかけ絵本。880円(税込)カートに入れる
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生まれたときに贈られたもの
誕生の瞬間に誰もが平等に授かっている12の贈り物について、やさしい文と美しい絵で語りかけるメッセージブック。1,100円(税込)カートに入れるカートに入れました
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旅の風景をゆったりと描く、字のない絵本
旅人は行く。森を街を。旅人が行くところには
そこで暮す人々の暮らしがある。どこかに行く旅人と、
どこにも行かない人々と。わたしたちも人生の旅人であり、
同時に日常に根をはる人。 (K.O)
馬に乗った旅人が進む道は、丘を越え、川を渡り、村から町へと続いています。
木を切る人、ぶどうを摘む人、乳をしぼる人、引っ越しをする人、決闘をする人、結婚式をあげる人。よく見ると「赤ずきん」や「おだんごぱん」、「はだかの王様」に「ねむり姫」などお話の主人公も。豊かな自然と美しい町を背景に、繊細な筆使いで旅で出会った世界を描き出しています。中部ヨーロッパをゆったりとめぐる「旅の絵本」の原点です。1,540円(税込)カートに入れるカートに入れました
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哲学したくなる、春の一日
「空ってどこから空なの?」など、ほほえましくもちょっぴり哲学的なカエルくんの疑問。
なにやら考えているカエルくんに、「どうしたの?」と声をかけたネズミくんも一緒になって考えます。
ひとりで考えるより、ふたりのほうがなんだかたのしそう。
じっくり考える時間を、子どももおとなも大切にしたいですよね。1,650円(税込)カートに入れるカートに入れました
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BLUEが織りなす物語
親をしらないサケの子どもたちが川から海へ、だれに教わったわけでもないのに泳いでいく。
いくつもの出会いがあり、やがて、なつかしいにおいのする生まれた川にかえり、そこではじめて「親」をしり、あたらしいいのちが生まれ……。
造本作家・駒形克己さんによる、さまざまな青色が揺れる、美しいしかけ絵本。3,080円(税込)カートに入れるカートに入れました
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「こんとん」には名前がないから、誰でもない。誰でもないから誰にでもなれる。犬のような熊のような姿だっていうひともいる。それで空を見上げて笑ってるんだって。いやちがう、目や耳も鼻も口もない、それが「こんとん」だっていうひともいる。やっぱり空を見上げて笑ってるって……一つひとつこころに響くことばと、松本大洋さんの絵が語る、不思議で謎めいた「こんとん」のお話。
1,760円(税込)カートに入れるカートに入れました
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「すき」って気持ち、好きなんだなぁ
好きなことを考えるだけで、なんか幸せ。それを書き出せば、もっと幸せ。
親子で、友だち同士で、パートナーと……。「好き」の気持ちを分かち合って、『すき好きノート』の出来上がり!
あなただけの、「すき好きノート」、つくってみよう。子どもは左から開いて、おとなは右から開いていく、ユニークなノート。
谷川さんのコメントを読みながら、自分の「すき」について記録していきます。
すきなもののことを考えるって、なによりたのしい時間。
「いちばんすきなじかんはいつごろ?」なんていう質問も。
親子でたのしく「すき」をたくさん発見しながらつくりあげて、かぞくの記念の一冊に。
谷川さんのいちばんすきなものも、書かれている欲ばりノートです。1,430円(税込)カートに入れるカートに入れました
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じぶんらしさって何だろう
ぼくは、ぼくの足りないかけらを、探し求めて、旅をする。
大きなかけらやちいさなかけら、出会いはたくさんあるけれど…。
モノクロームのシンプルな絵だからこそ、心に響き、いろんな解釈ができるんだ。
「何かが足りない それでぼくは楽しくない」と、「足りないかけら」を探す旅に出た「ぼく」。
欠けた丸だから速く転がれないけれど、「かけら」を探して、晴れた日も雨の日も。
そして、ついにぴったりの「かけら」が!1,650円(税込)カートに入れるカートに入れました
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いつの頃からか、ふしぎな穴ができてしまった。1,100円(税込)カートに入れる
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もしも話すことばが目に見えたら?
おとなにもおすすめ!2021/1/3放送|NHKラジオ「落合恵子の絵本の時間」で紹介されました。
>これまで「落合恵子の絵本の時間」で紹介した絵本リストはこちら品切れ中1,485円(税込) -
ちいさな木と、めぐる季節と。おとなの方へのギフトにしたい!美しい光と影の絵本
ページを開くと、そこには、シンプルな1本のちいさな木が。
めぐる季節と、大きく育っていく木の変化に、読むひとの思いが重なります。
自分へのごほうびに。特別な贈りものに。
紙質まで計算された美しいデザインは、シンプルだからこそ、こころを揺さぶります。7,700円(税込)カートに入れるカートに入れました
ひとりの少年と、いっぽんの木。
与え続けることが愛? 与えられたものを受け取り続けることが愛?
うーん、愛って欲しいけど、厄介なやつでもあるんだね。
世界で読み継がれているロングセラーが、村上春樹さんの訳であらたに生まれ変わりました。
少年は木にのぼり、りんごをとり、葉っぱを集め、そうして、木と友だちでした。
ときは流れ、やがて少年は青年になり老人になり……。ふたりの関係にも変化が訪れます。
原文の「She=彼女」を活かしたその訳文は、前版のほんだきんいちろうさんの訳を読んだことのあるひとにもまた、新鮮に感じられそう。 原題『Giving Tree』の「与える」の意味を考えさせられます。
木と少年との物語と絵は、シンプルでありながら、読むたびに、そのときどきの読後感を残します。
年齢を越えて、おすすめしたい絵本です。