生きるということの本
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品切れ中3,300円(税込)
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児童養護施設で育った著者が自らの生い立ちを見つめる
親から愛された記憶がなく、幼い頃から母子生活支援施設や児童養護施設で暮らした著者の渡井さんに、ご自身の生い立ちをふりかえっていただきました。18歳で施設を巣立った後、様々な仕事にたずさわり、当事者参加推進団体「日向ぼっこ」の活動に奔走した時の思いなどが真摯に綴られています。孤独や疎外感に苦しみ、深い絶望を抱きながらも懸命に人生を歩んでいく姿から、私達一人一人が〈生きる意味〉を考えさせられます。 (岩波書店 山本慎一)品切れ中924円(税込) -
多くは要らない。丁寧に生きるためにむしろ少しがいい。深く暮らす術を、とびきりの絵本と共に紹介!
【帯より】
多くは要らない。
丁寧に生きるために むしろ少しがいい。
深く暮らす術を、とびきりの絵本と共に紹介!
75歳になった落合恵子が辿りついた「明るい覚悟」とは?1,650円(税込)カートに入れるカートに入れました
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Woman's EYE|女性の視点から選んだOther Voicesに出会う本◆本のつくり手による新刊紹介◆
希望の書である『ビリギャル*』編集後に鳥居さんのお話を伺い、「信じられる人とついに出会えず、自分の人生は失敗だ、と思った時、人はどう生きるのか」という本を手がけたく思いました。壮絶な“家なき子”人生の中、鳥居さんの心を救ったのは芸術。「芸術家は、もともと弱い者の味方だった筈なんだ」という太宰治の言葉を体現したような実話で、皆様の周囲にひっそり生きる弱者とされる人々をかすかに照らす、かがり火のような一冊です。
(KADOKAWA アスキー・メディアワークス 工藤裕一)
*ビリギャル=『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話』(角川文庫)品切れ中1,430円(税込) -
「割り切り」「切り替え」のスイッチを
本書は怠惰のススメでも、「問題先送り」のススメでもありません。誰もが将来に不安を抱えるいま、これからの人生をどう自らの手で創っていくか、そんな「生き方の再構築」を象徴的に表現した、幸せを手にするためのキーワードが「明日できることは、今日しない!」なのです。毎日を生きるのにちょっぴり疲れてしまった方、ぜひ本書を読んで「よし、明日から頑張ろう!」と、将来への希望を取り戻していただければと思います。 (アスキー・メディアワークス 市嶋佑宇)品切れ中1,650円(税込) -
生き方がラクになる
何かと変化の多い60歳という節目に、「働き方」「暮らし」どちらも思い切りコンパクトにした著者。自宅も車も手放し、家財道具も1/2以下に。その身軽で潔い生き方を、シニアライフを快適に過ごすヒントとしてお届けします。料理家の著者は、自分を「私は“失敗”料理研究家」と言ってしまうほど、失敗から学び活かしてきた人物。今回も失敗や戸惑い、そこから学んだ楽しい話の宝庫です。(講談社 庄山陽子)品切れ中1,320円(税込) -
「姑はここで看取りました」と案内された家は、著者の夫が手入れする緑豊かな庭に囲まれていました。胃ろう、経鼻といった人工栄養で不本意に生かされる高齢者の現実を取材する中、著者は奇しくも姑の脳疾患による意識不明の事態に直面。担当医師が勧める人工栄養を断り、自宅に連れ帰ることを決断します。住み慣れた家で枯れるように逝った姑の看取りの実体験を踏まえ、人間らしい最期の在り方を考えた渾身のルポです。 (新潮社 岡倉千奈美)品切れ中1,650円(税込) -
好評をいただいて巻を重ね、第7集も、長年一緒に人生を歩んできた伴侶への、ハガキ一枚分の短いラブレターの数々が感動を呼びます。結婚、子育て、仕事、病気、介護など、あらゆる場面で、夫婦がお互いを信頼し、思いやるその姿に、思わず何度もうなずいてしまいます。そして共に人生の荒波を乗り越えてきた熱い想いがこころに深くしみこんで、読み進めるうちに自然に涙が滲んでくる珠玉の一冊となっています。 (NHK出版 濱本惠子)品切れ中1,320円(税込) -
なぜ、生き惑うひとが増えているのか? 「死の忘却が原因」と著者はいいます。「死=虚無」の“定説”が、未来への展望なしにわたしたちを現在に縛りつけ、それが寄る辺ない精神状態を生んでいるのです。では、どうすればよいか。いますべきは、死を本質(何か)ではなく“可能性”(何でありうるか)において問うことです。すなわち、死は生の終着ではなく、生への“出発”なのです。プラトン以来の人生観を転回する「逆転の思考」を提示します。(NHK出版 加藤剛)品切れ中902円(税込) -
末期の膵臓ガンを宣告された女性とその息子は、ともに読書好きだったことから、その女性が死を迎えるまで、ともに読んだ本の感想を述べあう「ふたりだけの読書会」を開きました。本書はその読書会のふたりのやりとりを縦糸に、難民支援の活動家だった「母」の生き方を横糸にして「息子」が織りあげた、ユニークなメモワールです。『モリー先生との火曜日』『最後の授業』にこころ動かされたかたに、そしてすべての「本好き」にお勧めします。(早川書房 伊藤浩)品切れ中2,750円(税込) -
憲法改正、共謀罪、新教育基本法、愛国心……。これっていったいなんのため?
ハテナだらけの日本のいまを、わかりやすく説明。
日本は戦争なんてしない、と思っている人へ。
<本書の内容>
戦争のできるしくみつくりました―新ガイドラインについて
憲法9条なんて、ジャマなだけ?―憲法改悪への道・1
憲法9条なんて、ジャマなだけ?―憲法改悪への道・2
知ってる?「共謀罪」のこわーい内容
戦争と教育のカラクリ―教育基本法改正について
憲法改正に「ちょっと待った!」―国民投票法案について品切れ中770円(税込) -
大勢でやってたのよ。ひとりではとめられなかった。わたしのせいじゃないわ
おとなにもおすすめ! 2019/9/8放送|NHKラジオ「落合恵子の絵本の時間」で紹介されました。
>これまで「落合恵子の絵本の時間」で紹介した絵本リストはこちら1,210円(税込)カートに入れるカートに入れました
大作「新・日本文壇史」(全10巻)の執筆を終えられた後、川西先生は次のお仕事としていくつか構想をお話しくださいました。その中から、最も岩波書店らしい書目と思ったので、この本のご執筆をお願いしました。それは小社でお二人の作品集を刊行させていただいているからです。戦後文学史に遺る作家ご夫妻の出会いから永遠の別れまでを、主要作品をたどりながら、「同行者かそれともライヴァルか」という視点で描き切った評伝です。 (岩波書店 平田賢一)