木のすきなケイトさん

森で育ったケイトは、葉っぱや花を集めてあそび、手が汚れてもへっちゃら。
また学校では、当時の女の子にはめずらしく、科学の勉強が大好きでした。
ケイトは、はじめての女性の科学者として大学を卒業。
サンディエゴという町で働くことになりましたが、町を見たとき、息をのみました。
木がほとんどない、砂漠の町だったのです。そこでケイトが取り組んだこととは？
1857年、カリフォルニア大学で、女性初の科学学士号をとったキャサリン・セションズ。
ケイトはキャサリンの愛称。園芸家となった彼女の半生を、シンプルな文章と美しい絵でたどります。