散歩に出かけたリゼッテは、すてきなくつしたを見つけます。でも、かたいっぽうしかありません。ねずみのベベールは、いい帽子になると、かぶってみせてくれるけど、いじわるなねこのきょうだいは、「くつしたは ふたつでひとつだろ!」。もうひとつはどこ? くつしたをめぐる思いがけない展開、まさかのハッピーエンド!
お話の名手、カタリーナ・ヴァルクスさんのユーモラスな世界。フランス生まれのたのしい絵本です。
〇ヴァルクス・カタリーナ
オランダ・デビルト生まれ。両親とともにフランスへ渡った後、オランダの大学で学ぶ。1993年に息子が生まれたことをきっかけに、絵本づくりをはじめる。クスッと笑えて元気が出ることをいちばんに考え、フランス語とオランダ語で数多くの絵本や児童文学作品を発表。アムステルダム在住
〇ふしみみさを
埼玉県生まれ。大学在学中の21歳のとき、1年間フランスに滞在。洋書絵本卸会社、ラジオ番組制作会社勤務を経て翻訳家に。フランス語、英語を中心に子どもの本の翻訳で活躍
■全国学校図書館協議会選定図書