関連商品
○クレール・シュヴァルツ
フランス、ブルターニュに生まれる。国立芸術学校を卒業後、グラフィックデザイナー、イラストレーターとして活躍。 2014年から子どものための本づくりをはじめる。2018年、はじめて文章と絵の両方を手がけたこの絵本で、フランスの著作権協会「ADAGP」による新人賞「レヴェラシオン賞」(2018年児童書部門)受賞。
○ふしみ みさを(伏見 操)
大学在学中に1年間フランスに滞在。洋書絵本卸会社、ラジオ番組制作会社勤務を経て翻訳家に。
フランス語、英語を中心とした子どもの本の翻訳で活躍。「リゼッテ」シリーズ、「トトシュ」シリーズ、『ぼくのたからもの』『マリーナ』(以上、クレヨンハウス)、『うんちっち』(あすなろ書房)、『瓶に入れた手紙』(文研出版)など200冊以上の訳書がある。
フランス、ブルターニュに生まれる。国立芸術学校を卒業後、グラフィックデザイナー、イラストレーターとして活躍。 2014年から子どものための本づくりをはじめる。2018年、はじめて文章と絵の両方を手がけたこの絵本で、フランスの著作権協会「ADAGP」による新人賞「レヴェラシオン賞」(2018年児童書部門)受賞。
○ふしみ みさを(伏見 操)
大学在学中に1年間フランスに滞在。洋書絵本卸会社、ラジオ番組制作会社勤務を経て翻訳家に。
フランス語、英語を中心とした子どもの本の翻訳で活躍。「リゼッテ」シリーズ、「トトシュ」シリーズ、『ぼくのたからもの』『マリーナ』(以上、クレヨンハウス)、『うんちっち』(あすなろ書房)、『瓶に入れた手紙』(文研出版)など200冊以上の訳書がある。
作者クレール・シュヴァルツさんから、
日本の読者のみなさんに、直筆メッセージをいただきました!
創作秘話と九州の旅の思い出が。「やっほ~」もうれしい!
まず「空想することのパワー」について、それから、「むずかしそうなことだって、なんでもできる!」ということについて、描きたい気持ちがあったのです。
「旅」について語りたいとも思っていました。
スケッチブックを前に、はじめは「まつぼっくり」のキャラクターを思いつきました。
それから、「いしころ」が思い浮かんだのです。
いしころが旅するなんて、簡単じゃないですよね。だからおもしろいんじゃないかと。
ではどんな旅にしよう? いしころの旅を助けてくれるのはだれ?
考えるうちに、何年か前のプロジェクトで「フンコロガシ」を描いたのが、とてもたのしかったことを思い出し、キャラクターとお話が、いきいきと動きはじめました。
旅の目的地は、わたしが大好きな海にしました。
わたしの絵本が日本のみなさんに日本語で読んでもらえると聞いて、とても感激しました。
数年前ですが、九州をひと月かけてまわる旅をしたんです。
そのときいちばん感銘を受けたのが、日本の文化が、どんなちいさなものにも、美や芸術や詩、つまり「人間らしさ」を宿らせていることでした。
そのことにとても感動したし、それはいまでもわたしの発想の源泉であり、人生の幅を広げてくれています。
クレール・シュヴァルツ
翻訳家 ふしみ みさをさんよりコメントをいただきました
マルセイユの小さな本屋にあった絵本を見て、思わず固まってしまった。
題名は、『フンコロガシと砂利、海へ行く』。
ええっ!? 何これ、ちょっと待って!
見まちがいかと思って、もう一度見たが、やはりまちがいではない。
主人公が砂利? フンコロガシ? 海へ行くって、いったいどうやって!?
あまりにありえない組み合わせに、その場で一気に読んだ。
あなたもぜひ手に取ってみてほしい。
何から何まで予想外。ツボの連続。
そして読んだ後、めちゃめちゃいい気分になること、うけあいだ。
隅っこまで楽しいので、見返しまでよく見てね!