コールデコット賞、ケイト・グリーナウェイ賞受賞作品
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1943年コルデコット・オナー賞受賞1,525円(税込)カートに入れる
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2013年コルデコット・オナー賞受賞、毛糸にまつわる不思議でどこか懐かしいおとぎ話
毛糸にまつわる、不思議でどこか懐かしいおとぎ話です。イラストは、『I Want My Hat Back』(邦題『どこいったん』)で人気急上昇のJon Klassen。独特のセピア調の押さえた色調を基調とした画面に、主人公の少女が編んだ毛糸作品がカラフルに浮かび上がります。少女は見つけた箱の中の毛糸で、いろんなひとやものに編んであげますが、うわさの毛糸はなくなることを知りません。海を渡ってやって来た服道楽の貴人が、その箱を少女から取り上げ、国に持ち帰りますが……。寓意を考えたくなる、古典的な新作です。2,525円(税込)カートに入れるカートに入れました
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窓の外を見つめるおもちゃたち。いったい何を待っているの?
窓ぎわの5つの置きもの、斑点のあるフクロウ、傘をさしたブタ、凧を持ったクマ、ソリに乗った子イヌ、星の模様のウサギは、それぞれ月、雨、風、雪を待っていた。ただ、ウサギだけはとくに何かを待つでもなく、起こることすべてをたのしみにしていた。月がでたり、雨や雪が降ったり、風が吹いたり、また一時的に仲間が増えたり。そんな日々を静かにたのしんでいた5ひきの前に、ある日、ぶちのネコが登場した。とくに何を待っているでもなさそうだったが……。
文/大島英美(リードアラウド研究会主宰)
ブッククラブP2 コース★中学2年程度~2,673円(税込)カートに入れるカートに入れました
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カボチャがくれたちいさな希望
ひとり暮らしの農夫エバンの毎日は、イヌといつでも一心同体で喜びに満ちていた。一緒に育てる作物は、大きく美しく育った。しかしある日、イヌは逝ってしまい、生活はまったくちがうものになってしまった。友をなくし、庭もとげとげしくなった。隣りから伸びてきたカボチャは、茎のとげが気に入り育てることにした。収穫祭の季節がきた。農夫の血が騒ぎエバンは祭にでかけ、大きく育ったカボチャを品評会に出品した。入賞したエバンが、賞品として持ち帰ったものは……。
文/大島英美(リードアラウド研究会主宰)
ブッククラブP2 コース★中学2年程度~3,049円(税込)カートに入れるカートに入れました
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1957年コルデコット賞受賞、「木っていいよなあ」としみじみ感じられてくる詩情豊かな一冊
詩情豊かな文と懐かしさ溢れる絵が、木の素晴らしさを語ります。ページを繰るうちに、木漏れ日や、木々を渡る風が思い出され「ああ、木っていいよなあ」と、しみじみする。まだ木を身近に感じたことのない子どもたちには、間接的な森林浴にもなりそう。テーマそのもののシンプルなタイトル『A tree is nice』、そして続く第1行目 “Trees are very nice”。たたみかけるような巻頭から、すでに詩的です。「単数形と複数形の例文」だなんて無粋なのはだれ?1,694円(税込)カートに入れるカートに入れました
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その朝は、いつもと何かが違って……
*『海べのあさ』の原著。
海べに住む、サリーの家族。
その朝は、いつもと何かが違って……
サリーの歯がぐらぐらして抜けそう!
歯が抜けたら、願いごとをするのをたのしみにしていたのに、おとうさんのハマグリ取りを手伝っていたら、あれっ、歯がない。
家族や大人たち、そして豊かな海に見守られて育つサリー、うらやましい!1,525円(税込)カートに入れるカートに入れました
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静かに待つことも大事なんだ
*『わたしとあそんで 』の原著。
こころからの友だちがほしかったなら。この本の女の子のように、静かに静かに待ってみよう。
急ぐことはない。慌てることはない。一生の友だちなんだから。1,355円(税込)カートに入れるカートに入れました
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春から夏の終わりまでの心ときめく島ぐらし1,694円(税込)カートに入れる
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1980年コルデコット賞受賞
18 世紀当時のアメリカ東海岸、その田園地帯に住む農夫一家の生活が描写されます。淡々としていながら美しい言葉は、詩人である作者によって選び抜かれたものでしょう。それらに、フォークアート風のイラストがマッチ。芸術の香りがします。農夫が作物などを売って生活用品を買う小さな港町、それと田園の風景が、エキゾチックなのに懐かしさのようなものを、わたしたちに感じさせてくれます。コルディコット大賞受賞作。1,525円(税込)カートに入れるカートに入れました
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1942年コルデコット賞受賞
夫婦のカモが、子を産み育てるのに安全な場所を探していた。なかなか理想的なところがなく、
ボストンの街で羽を休めることに。自転車にひかれそうになって、結局、静かな川縁に移り卵を産み、
7羽のヒナが無事にかえった。周辺の様子を見ようと飛んでいったオスと、
後に公園で合流することにして、メスは子育てしながら移動の日を待った。いよいよ公園に向かう日。
しかし通りは往来が激しく、立ち往生。そこに、かつて餌をくれた警官が駆けつけた……。1,694円(税込)カートに入れるカートに入れました
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みんなと散歩に出たマドレーヌは、いたずらが過ぎてセーヌ川へどぼん! そのとき1匹の犬が……
*『マドレーヌといぬ』の原著。
マドレーヌの絵本の2冊目。みんなと散歩に出たマドレーヌは、いたずらが過ぎて、セーヌ川へどぼん!
そのとき、1匹の犬が……。
アメリカ最高の絵本賞、コルデコット賞受賞の絵本。1,694円(税込)カートに入れるカートに入れました
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1958年コルデコット・オナー賞受賞、『くまのコールテンくん』の作家による隠れた名作
サンフランシスコに住むハトのシドは、なぜかBay Hotelの文字看板のBの字が気に入り、そこをねぐらにしていた。白いメスバト、ミッジはシドに興味を持ち、いっしょに行動するようになる。餌をくれるリーさんもいて、街の生活を満喫する2羽はつがい、Bの字に巣をつくり卵をあたためはじめた。ところがある日、シドの不在中、その看板が取り外されてしまう。ミッジは看板について行くが、シドとはぐれてしまった。そして、シドの必死の捜索がはじまる……。
文/大島英美(リードアラウド研究会主宰)
ブッククラブP2 コース★中学2年程度~1,188円(税込)カートに入れるカートに入れました
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あの絵本が幼年童話になりました!
*『物語 たくさんのお月さま』の原著。
「お月さまがほしいな」。病気になったレノアひめにそう言われた王さまは、その願いをかなえるため、召し使いたちと相談します。
だけどみんなが思い描くお月さまは、大きさも素材もてんでバラバラで……。
王さまと召し使いたちとのテンポの良いかけ合いがたのしく、なにより、レノアひめの考えるお月さまはとってもチャーミング!1,694円(税込)カートに入れるカートに入れました
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2010年コルデコット賞受賞
イソップ童話『ライオンとねずみ』を絵だけで表現した文字なし絵本です。夜明けに家路へと向かう一匹の野ねずみ。ふくろうに襲われそうになりながらも間一髪で逃れた先はライオンの背中だった……。リアルに描写された野生動物たちの躍動感あふれる姿は見応えがあります。2,525円(税込)カートに入れるカートに入れました
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2012年コルデコット賞オナー賞受賞、学者ジェーン・グドールの少女時代を描く
霊長類・人類学者であり、チンパンジー研究で有名なジェーン・グドールの伝記絵本です。新聞連載漫画Muttsで人気の高い作者が、親しみやすい絵で、偉大な学者の少女時代を描きます。本書はコルデコット・オナー賞受賞作。いつもチンパンジーの人形と一緒のジェーンは、動植物の世界に魅了された少女。周囲の「不思議」を、旺盛な好奇心と探究心でひも解いて行きます。そして、夢はアフリカで動物と暮らすこと……。2,376円(税込)カートに入れるカートに入れました
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ある灯台守とかぞくの物語
灯台がかろうじて立つほどちいさな島に、新しい灯台守がやってきた。レンズを磨き光を灯すランプの油を補充し、芯を削る。一晩中灯火が海を 照らし続けるよう動きまわり、昼には壁を海の色に塗り直し、日誌をつけ、針仕事をし風の音を聞いた。お茶を沸かし、釣ったタラを食べた……。それから、はなし相手がほしくなって、届くあてのない手紙を書いた。あるとき、はしけが物資とともに妻になるひとを連れてきた。それからふたりで働いた。かぞくも増えたある日、帰還を命じる手紙が……。
文/大島英美(リードアラウド研究会主宰)
ブッククラブP3 コース★中学卒業程度~品切れ中3219(税込)1,084円(税込) -
迫力の川下り
あるところに、ただ流れている川があった。そこにクマが来て、川に興味を覚え、周辺の動物たちを巻きこんだ川下りの冒険がはじまった。友だちが来たとばかりにカエルがクマに乗り、それから2ひきのカメ、船長然としたビーバー、陽気なアライグマ、アヒルが次々とその川下りの丸太に乗った。川は次第に速度を増して、あるところで滝に……。川はいま、いままで交わらなかった川上と川下の動物たちをつなぐ役目をになって、流れているのだった。
文/大島英美(リードアラウド研究会主宰)
ブッククラブP2 コース★中学2年程度~2,673円(税込)カートに入れるカートに入れました
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2009年コルデコット賞オナー賞受賞
戦火に焼け出され、異境にかぞくと住みはじめた。
ちいさな部屋を見知らぬかぞくと住みわけながら、食べものにも困る生活だった。
そんなある日、市場に出かけた父の帰宅が遅れ、やっと戻ったのはいいが、
携えていたのは空腹を満たすパンでなく地図だった。
父に怒りを覚えたが、壁一面に貼られた地図を前に、魅惑の時間がはじまった。
異国情緒あふれる各地の名前を歌のように唱えると、どこへでも跳んで行けた……。
こんな空腹や惨めさを忘れさせる時間をくれた父を、あらためて見直すのだった。
作者の子ども時代を描いた自伝的絵本2,525円(税込)カートに入れるカートに入れました
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2008年コルデコット賞オナー賞受賞、「鉄のカーテン」の向こうで過ごした絵本作家の子ども時代
アメリカで活躍中の絵本作家シスの自伝絵本です。世界のほとんどが共産主義と民主主義のふたつのブロックに分かれていた1948年に、作者は共産主義側の雄ソビエト連邦の支配するチェコスロバキアに生まれました。1984年に、自由を求めてアメリカに移住するまでの故国での日々を、画家としての成長という個人史と自国史を平行して描いた、絵本としては壮大なものです。「自由な環境で絵を描きたい」という作家の魂の叫びが聞こえるようです。2,822円(税込)カートに入れるカートに入れました
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2012年コルデコット賞受賞2,525円(税込)カートに入れる
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ちいさな島の、素敵な世界
海に浮かぶちいさな島は、霧が流れ込むと、柔らかい影に包まれます。
花咲く春の訪れとともに、動物たちが子育てや巣作りにやって来たり、野イチゴが赤く色づく夏になれば、人間のかぞくと一緒に一匹の子ネコがヨットでピクニックにやって来ます。
知りたがりの子ネコは、海の底の秘密を魚から聞いたり……。
日が暮れ、子ネコたちは陸に帰っていきます。
夜の静寂に包まれたのもつかの間、嵐がやって来ます。
それから時がたち、秋がきて冬がきます。
ちいさな島のちいさな世界は素敵に動いていきます。
文/大島英美(リードアラウド研究会主宰)
ブッククラブP2 コース★中級レベル:もっと英語に親しみたい3,595円(税込)カートに入れるカートに入れました
『まんまるおつきさまをおいかけて』、届くわけもないのに、お月様に手を伸ばしたり、水の中に飛び込んだり……。子ネコが最後にみつけたお月様は……。