日本の昔話、神話の絵本
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健気なこだぬきのお話
いじめられているところを馬方に助けられたこだぬきは、父さんたぬきに「ただ帰ってくるやつがあるか」としかられます。 なんとかしてお礼をしようとする健気なこだぬきと馬方の交流を、ぬくもりある絵で描きます。 助けてくれた馬方に、なんとかしてお礼をしようとする健気なこだぬきの話。
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パキスタンに伝わる悲しい「姥捨て山」の話
この国にも「姥捨て山」の言い伝えはありますが、本書はパキスタン版の同様な話です。
パキスタンの男の子ターリックは父親に言います。いずれは、自分もまたとうさんたちを捨てなければならないはめになるだろうが、言い伝えのあるその場所を知るために連れていってほしい。
ターリックの言葉を聞いて、両親はそのまた親の息を考えなおすという物語。
日本にしてもパキスタンにしても、貧しさのただなかにいる家族はそうせざるを得なかった昔があるということで、「そうせざるを得ない」社会状況こそが変わらない限り、隠蔽化された同じことは、どこでも繰り返されるのです。1,320円(税込)カートに入れるカートに入れました
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あたたかい涙を流して下さい
兵十が母親のために獲ったうなぎを、きつねのごんはそうとは知らずに奪ってしまいます。
その後、兵十の母親が死んだことを知ったごんは、せめてものつぐないに、毎日毎日、栗やまつたけを兵十に届けますが……。
おとなにもおすすめ!2021/1/10放送|NHKラジオ「落合恵子の絵本の時間」で紹介されました。
>これまで「落合恵子の絵本の時間」で紹介した絵本リストはこちら1,540円(税込)カートに入れるカートに入れました
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龍の子太郎50周年、記念復刊!
100万人の子どもたちに愛されてきた、日本でいちばんかしこい太郎のおはなし。
松谷みよ子の傑作童話『龍の子太郎』の「絵本版」が、今、美しくよみがえる!
※初出:1969年に発行された絵本「たつのこたろう」を再編集したものです1,760円(税込)カートに入れるカートに入れました
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「狂言」を通して、表現の楽しさを子どもたちに伝えたい
むかし、わがままなとのさまが、家来をつれ、狩りにでかけました。そのとちゅうで猿まわしを見かけ、自分のうつぼ(矢入れ)にしようと、猿の毛皮をよこせと無理難題をいいつけます。弓矢でおどされ、泣く泣く子猿をうつことにした猿まわし。せめて苦しまないように我が手でと、棒をふりかぶると、猿は合図とかんちがいをし、芸を始めます。その姿に猿まわしは、やはりうてぬ、と涙を流し、猿まわしたちの情愛に、とのさまは……。1,320円(税込)カートに入れるカートに入れました
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おじいさんと ねずみたちとの たのしいお話品切れ中1,430円(税込)
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おならで活躍! 痛快・愉快な昔話
きりょうよしで働き者のよめさまは、なんと、たいへんな「へ」っぴりなのでした。 まんね、完璧なもんなんて今も昔もいないわな。 しかたなく、里に帰されるとちゅう、困っている人々にであったよめさまは……。 きれいなよめさまが大きなおならをする驚きと、そのおならを武器に活躍していくのが愉快な昔話。
1,320円(税込)カートに入れるカートに入れました
「むかしむかし……」ではじまる日本の昔話は、炉端で子どもたちに語られたものでした。
方言をいかしたリズミカルな語りは、おばあちゃんやおじいちゃんに読んでもらったら、サイコー!
親ガニの仇討ちに「きびだんご」を携えて向かう子ガニたち。「なかまに なるなら やろうたい」。
きびだんごにつられて、お供はどんどん増えていきます。そのお供のユニークなこと!
容赦のないサルのしうち、それに対する仕返しも「ここまでやる!?」の徹底ぶり。それでもどこかコミカルで、のんびり感が漂うのは、おくに 言葉の魅力と、とぼけた味のある清水崑さんの筆使いの技のせいかも。
柿の木を大切に育てていたカニ。それなのに、ようやく実った柿はサルに横取りされ、カニはつぶされてしまいます。親ガニの仇を討つために、子ガニたちはきびだんとごをこしらえて出発! 栗、ハチ、牛のふん、棒、石うすも加勢して、サルのもとへと向かいます。佐渡に伝わる「さるかに」の昔話です。