社会問題の本
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戦乱と劣悪な自然環境に苦しむアフガンの地で,人々の命を救うべく奮闘する医師の平和へのメッセージ.
戦争と干ばつに苦しむアフガニスタンの復興に、まさに命がけで取り組んできた中村医師が、これまで語ることのなかった自らの個人史的事実を含めて熱く語った平和へのメッセージです。功利主義とはおよそ無縁の、人間が人間らしく生きる生の尊厳を守り抜こうとする崇高な精神は感動的であり、希望なき時代の道標ともいうべき書です。武力に拠らない具体的な問題解決策があることを、世界に身をもって示した医師の貴重な発言録です。 (岩波書店 高村幸治)2,310円(税込)カートに入れるカートに入れました
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〈生き残ること〉とは何か、〈悪〉とは何かを表現しつづけるその筆致にこころを打たれます3,080円(税込)カートに入れる
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2014年大飯原発運転差止判決、2015年高浜原発再稼働差止決定を書いた元裁判官による原発入門。2,750円(税込)カートに入れる
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「死刑囚」のくびきを外し、袴田巖が真の自由の身になる時がきた。2,200円(税込)カートに入れる
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当時のアメリカの状況がわかる
堅苦しい生活や酒飲みの父親から逃れるように家を出て、ミシシッピ川をいかだで下っていくハックの物 語。一緒に旅するジムは奴隷として働かされていました。「南部に売られてしまう」というセリフなど、南北戦争以前の人種による立場のちがいが端々から読み取れます。困難を乗り越え、ふたりの間に生まれるきずなは、人種を超えた何かを教えてくれます。
880円(税込)カートに入れるカートに入れました
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収束の兆しが見えない福島原発事故。翻弄される住民たちの生の声とともに、原発震災下の実態を報告する。880円(税込)カートに入れる
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近年重要性を増し、注目が集まるこの職業の実際、資格と職場、面白さ、課題などが一冊でわかる最適の入門書638円(税込)カートに入れる
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「テロ対策」の名の下に政府批判が封じられ,安保政策の改定が進められる日本の現状を鋭く問う
本書を企画したきっかけは、今年1月に起きた「イスラム国」による日本人殺害事件です。「テロに屈するな」の声のもと、政府の対応を批判する声は封殺され、思考停止が蔓延しました。そうした「空気」は、現在の安保政策の大幅な改定を後押しすることにもつながっています。はたして、この国にとっての本当の危機とは何なのか。映画監督、作家として活躍する著者が、この国の政治、社会、メディアのゆくえを鋭く問います。(岩波書店 田中宏幸)682円(税込)カートに入れるカートに入れました
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今を生きる人、これからを生きる人とともに考える572円(税込)カートに入れる
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「復興」の名のもとに、放射能汚染の実態や加害の責任が隠蔽されようとしている。岐路に立たされる地域・住民の現実を伝える924円(税込)カートに入れる
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実践としての非暴力に焦点を当てながら、キングの生涯をたどる902円(税込)カートに入れる
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日本国憲法の持つ力と価値を伝える1冊946円(税込)カートに入れる
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人間・動物・環境の平和をめざす行動
森の博士H・D・ソロー、『沈黙の春』のレイチェル・カーソン、MOTTAINAIのワンガリ・マータイのほか、キング牧師、ダライ・ラマ、マザーテレサ、ティク・ナット・ハンなど、平和のための生き方を、その発言や著作の文章でたどります。非暴力に加え、地球環境・動物の権利保護という視点からもピースメーカーが選ばれているのもこの本の特徴。アストリッド・リンドグレーンも動物福祉法成立に貢献したひととして登場しています。 (岩波書店 堀内まゆみ)924円(税込)カートに入れるカートに入れました
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バングラデシュの子どもたちの「学校に行きたい!」を支えて――未来をつくるパートナーシップを考える880円(税込)カートに入れる
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日本国憲法の基本を、分かりやすく、面白説いたエッセイ、講演録を厳選して収録。1,210円(税込)カートに入れる
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『自由と平和のための京大有志の会』の声明文の「子ども語訳」
安保法案反対京都大学で結成された「自由と平和のための京大有志の会」。
「声明書」がネットでアップされると大きな反響を呼び、多くの賛同者が。原文はクレヨンハウスよりブックレットで刊行。
「戦争とは何か」を静かに語りかけるその声明書の「子ども語訳」に、塚本やすしさん絵を描いた絵本。
親子で戦争と平和、命の重みについて考える絵本。1,430円(税込)カートに入れるカートに入れました
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過酷事故現場で働く、それぞれの声を聞き続けて。
いまも続く福島第一原発事故後の廃炉作業。そこに従事するひとたちの姿は見えにくい。
どんなひとが、どのような思いで? 作業内容は? 労働環境は?
「箝口令」が敷かれたなかで、東京新聞記者・片山夏子さんは、9年間地道に取材を重ね、作業員一人ひとりの物語から、原発事故の真実をあぶり出していく。
「誰かがやらねば」「福島のために」と危険な作業にあたるひとたちの気持ちと尽力が、コストカット、人手不足などによる過酷さ、「使い捨て」にされることへの絶望から消沈していくようすも。
事故をあらためて知るとともに、この国の構造的欠陥に気づかされる一冊。1,870円(税込)カートに入れるカートに入れました
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避難者たちは、国の政策に翻弄されながらこの10年をどう過ごしてきたのか、その実態に迫る。
福島第一原発事故から10年。
たくさんのひとたちが、いまも避難生活を続けざるを得ない状況であるにもかかわらず、国は住宅提供を打ち切り、ともすれば「避難者」と見なさない。
それはなぜなのか。当事者、官僚、県職員などへの取材から考える。1,650円(税込)カートに入れるカートに入れました