エッセイ・評論・ブックガイド
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品切れ中3,300円(税込)
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1987年のインタビュー集。デュラスが自らの生涯と作品をほぼ網羅する形で率直に語り、作家の作家自身による解説書ともいえる貴重な一冊。創作秘話や交友関係のエピソードなども満載。
奇跡的に発見された、イタリア人による1987年のインタビュー。数多いデュラスのインタビュー集の中でも、本書のように極めて率直に自身の波瀾の人生と創作活動の全容を語るものは他にありません。デュラス愛読者には作家自身による貴重な作品解説、デュラス初心者にはデュラスによるデュラス入門書といえる一冊。交友秘話や創作秘話も満載。(河出書房新社 木村由美子)2,420円(税込)カートに入れるカートに入れました
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港の人、赤々舎、ミシマ社、土曜社、里山社……“小商い“の一形態としても注目を集める小出版社。独立を志向した10人の、個性豊かな発想とその道のり、奮闘をリアルに綴る
その装幀、その佇まいに惹かれて思わず手にとった本が、名前も知らない出版社のものだった――。ここ数年、そんな出会いが増えています。里山社、赤々舎、ミシマ社、港の人……本書は注目を集める10の小出版社の立ち上げから現在までをインタビューで構成。どんな働きかたを選び、何を為し、ひとと関わりを築いてきたのか? 働きかたのヒントだけでなく、新しいことを始めたひとたちの、エネルギー量とまぶしさをしっかり感じられる一冊。(河出書房新社 高野麻結子)品切れ中1,870円(税込) -
木皿泉原作・脚本のドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」で料理監修をした著者が、スタッフらと駆けぬけた4ヵ月の撮影の記録。スケッチ、写真も満載。特別対談×木皿泉、ドラマの惣菜レシピ13品付!
昨年本屋大賞第2位に輝いた小説『昨夜のカレー、明日のパン』のドラマ版で料理監修を担当した著者の撮影日記です。「大ファンである木皿泉さんの作品だから絶対やりたい、でも連続ドラマは初めてだし大丈夫だろうか……」と迷いつつ覚悟を決め飛び込んだ撮影。そこで激しく揺れ動くこころの動きがそのまま書かれていて、追体験できる一冊です。現場写真やイラストも満載。暑くて寒かった4ヶ月、高山さんと一緒に是非駆け抜けて下さい。 (河出書房新社 中山真祐子)品切れ中1,760円(税込) -
『あらしのよるに』の絵本作家が、動物たちの命の尊さを本音で語る。動物好き必読!
絵本作家として活躍する著者が25年間の旭山動物園での飼育係時代を経て、これまで出会ったたくさんの動物たちの生と死。ゾウの事故で先輩を亡くし、ラクダに手を齧られ、脱走するサルの生き生きとした姿に感動する……。悲しみだけを見つめるのではなく、人も動物も同じように生きて死ぬ、という事実を、とにかく豊富な体験と、独特であたたかな“あべ節”で届けてくれます。清々しい気持ちで読了できる、大人も夢中になれる1冊。 (河出書房新社 高野麻結子)品切れ中1,320円(税込) -
不思議だけどかわいいナンセンス・ワールドにようこそ
シュールでポップ、不思議だけどかわいい、ナンセンス・ワールドにようこそ。
絵本作家、漫画家、イラストレーターと多様な分野で活躍する佐々木マキ仕事を一望する、初の総特集。 未発表のイラストや資料も多数収録した、貴重な作品集でもあります。 林静一さん、俵万智さん、夏目房之介さん、南伸坊さんによる寄稿も。品切れ中1,870円(税込) -
漫画、タブロー、絵本等、多彩な世界で活躍する、井上洋介の全軌跡をたどる初めての1冊。100万部のベストセラー『くまの子ウーフ』等絵本の世界も網羅! 不思議な世界へようこそ。1,980円(税込)カートに入れる
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貴重な挿絵120点以上とともによみがえる、幼少時代
『クマのプーさん』の挿絵でおなじみのイギリスの画家、E・H・シェパード。
幼少期を過ごした19世紀後半ヴィクトリア朝時代、イギリスロンドンでの心象風景を記した初邦訳エッセイ。
お気に入り木馬のセプティマス、乳母車がガタガタ揺れる石畳みの歩道、辻馬車が行き交う街並み、興奮しながら過ごした劇場でのひととき……。
本をひらくと、ヴィクトリア朝時代の生活がそこにあり、幼少期のシェパードが過ごした19世紀にタイムスリップしているような不思議な感覚に。
ひとびとの暮らしを的確に、そしてユーモラスにとらえたシェパードの挿絵は、じっと眺めているだけでもうっとり。
「最高に幸せだった日々」と自身が語る、最愛の母が11歳で亡くなる前、5~7歳の頃の輝く日々が、ここに!品切れ中2,860円(税込) -
かこさとしさんが50年以上にわたって収集した伝承あそびを、豊富な図版資料やあそびにともなう唱えことば、歌とともに紹介します。
伝承あそびが創出・改変・淘汰されながら、時代の流れをこえて、子どもから子どもへと伝えられてきたのはなぜか、伝承あそびが子どものこころをつかんではなさない理由を分析し、そこに秘められた子どもの姿を探ります。 装丁も美しく、まさに永久保存版と呼べるシリーズです。 掲載遊び例:へのへのもへじ、キンギョ、カサ、ヤカン、ガイコツ、ウチワ、カッパ、コックさん、ニンギョウ、タコ、アヒル、タヌキ、ウサギ、ブタ、ピエロ、ヤツボシ、マルチャン、つーチャン、スウジ、カメノコ、ツルサン、ヒマワリ、チンドンヤ、その他中国、ロシア、オーストラリア、デンマークの絵かき遊びなど。7,150円(税込)カートに入れるカートに入れました
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かこさとしさんが50年以上にわたって収集した伝承あそびを、豊富な図版資料やあそびにともなう唱えことば、歌とともに紹介します。6,600円(税込)カートに入れる
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かこさとしさんが50年以上にわたって収集した伝承あそびを、豊富な図版資料やあそびにともなう唱えことば、歌とともに紹介します。
伝承あそびが創出・改変・淘汰されながら、時代の流れをこえて、子どもから子どもへと伝えられてきたのはなぜか、伝承あそびが子どものこころをつかんではなさない理由を分析し、そこに秘められた子どもの姿を探ります。 装丁も美しく、まさに永久保存版と呼べるシリーズです。8,250円(税込)カートに入れるカートに入れました
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かこさとしさんが50年以上にわたって収集した伝承あそびを、豊富な図版資料やあそびにともなう唱えことば、歌とともに紹介します。
伝承あそびが創出・改変・淘汰されながら、時代の流れをこえて、子どもから子どもへと伝えられてきたのはなぜか、伝承あそびが子どものこころをつかんではなさない理由を分析し、そこに秘められた子どもの姿を探ります。 装丁も美しく、まさに永久保存版と呼べるシリーズです。6,600円(税込)カートに入れるカートに入れました
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1冊で作家の全体像を把握。「風の又三郎」「どんぐりと山猫」など何度でも読みたい名作20編と、年譜、詳細な解説、資料を収録。2,860円(税込)カートに入れる
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ちょっと息抜きに、読みたい1冊
絵本作家であり、3児の母であり、素人落語家でもある、あおきひろえさん。
自身の幼少期、仕事について、パートナーである、絵本作家の長谷川義史さんや子育てのエピソードなどなど。
「大阪民主新報」に2017年4月~ほぼ1年間、掲載されていた、あおきひろえさんの日常がつまったイラストエッセイ。
再構成、加筆修正して、1冊にまとまりました。
長谷川義史さんのイラストコラムも掲載。1,870円(税込)カートに入れるカートに入れました
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里山は、手づくりできる小さな楽園2,200円(税込)カートに入れる
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本と人に出会う旅、えほんとりっぷ。2,200円(税込)カートに入れる
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「ちいさな」言葉に、耳をすませて
世界にはおよそ7,000もの言語があると言われています。
中国語普通話、英語など、多くの人が母語として使う言語が選ばれていくなか、少数の人たちが特定の地域で用いてきた言語が失われつつあります。
50のそんな少数言語のなかから、各言語の研究者たちが選んだ、「その言語らしい」単語を一つずつ紹介。
例えば、「ルルン」とは、ペルーのアヤクチョ・ケチュア語で、農作物が豊富に実っているさま。
「ヴェヴァラサナ」は、ナミビアなどで話されているヘレロ語で、「遠く離れていても気持ちはいつも通じ合っている」の意。
「イヨマンテ」は、アイヌ語で、熊祭り、熊送り儀礼。
「ちいさな」ことばたちから聞こえてくる、世界の多様な文化、暮らしの音。
その地域の歴史にも、興味がわいてきませんか。1,760円(税込)カートに入れるカートに入れました
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「あの日から」を生きる、すべての人へ。1,870円(税込)カートに入れる
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絵本とわたしたちをつなぐ100年
「日本の近現代の絵本史が浮かび上がるものになれば」との願いを込めてつくられた本書。著者は、絵本の創作や編集、翻訳、評論など、さまざまなかたちで子どもの本の世界に携わっている広松由希子さん。〈絵本大国〉とも称される日本で、1912~2014年の約100年の間に出版された絵本の中から、広松さんが100人(組)、100冊をセレクト。それぞれの時代背景やエピソードとともに細やかに解説します。日本の歴史だけでなく、同じ時代の海外の動きも記載された巻末の年表も、見どころのひとつです。
7,700円(税込)カートに入れるカートに入れました
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中川李枝さんのエッセイ
子どもに読み継がれている『ぐりとぐら』の作者・中川李枝さんのエッセイに新原稿を加えた改訂版、山脇百合子さんの挿絵入り。品切れ中1,760円(税込)
米国を代表する知識人スーザン・ソンタグ、36歳から47歳までの日記。 映画製作と短編集の執筆という新たな表現に挑み、共産党下の中国を訪れる彼女。やがて、転移性の乳がんに冒されていることが判明し、闘病生活を続けます。さらに敬愛する仏人批評家ロラン・バルトの死に対して悲嘆に暮れるなど、自らへの沈潜がより深まる時期の記録。苦しい時期をソンタグはどのように切り抜けたのか、切実さが伝わる一冊です。(河出書房新社 吉住唯)