児童書・書籍
人気の「児童書・読みもの」週間アクセスランキング
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戦前、戦中、戦後を生きた、光吉夏弥さんの生涯
『はなのすきなうし』、『ひとまねこざる』(ともに岩波書店)など、いまでも読み継がれる海外のロングセラー絵本を翻訳された光吉夏弥さん。児童文学に携わる前は、パリ万博や観光業などの仕事をされ、ロシアなどの海外絵本の収集や、バレエなどの舞踏評論、写真評論でも活躍されていました。 本作では、1942年に『花と牛』として出版された絵本が、いまに知られる『はなのすきなうし』というタイトルで1954年に出版された際に、どのように訳文が変わったのか? など、光吉夏弥さんの仕事をていねいに紹介。ひとりの翻訳者の仕事から、日本の絵本の発展の歴史も紐解きます。
2,420円(税込)カートに入れるカートに入れました
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中立国に住む子育て中の女性がとらえた戦争と家族の日常.3,850円(税込)カートに入れる
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明治から平成まで,逆境に立ち向かってもしなやかに自らを貫き時代を生き抜いた,17人の「気風のいい」女たち
逆境に立ち向かっても辛さ苦しさをひとに見せず、潔くしなやかに自らを貫く。そんな「きっぷ」(気風)のよい生き方とは? 気風を評価基準にして、女の生き方をながめてみたら? 樋口一葉、与謝野晶子、和田英、相馬黒光、沢村貞子、谷洋子ら、明治から平成にかけて信念をもって時代を生き抜いた17人の女たちのひたむきな人生やこころのあり方を、まさにご本人こそ気風のいい森まゆみさんが描き出し、いまを生きるうえで大切なものは何かを探る評伝エッセイです。(岩波書店 木村理恵子)品切れ中2,090円(税込) -
『せいめいのれきし』の見どころを説き明かします
1964年から読み継がれてきたバージニア・リー・バートンの名作絵本『せいめいのれきし』。
地球が生まれてから、いまこの瞬間まで続く、長い長い命のリレーを、お芝居になぞらえた絵本です。
2015年刊に半世紀ぶりに改訂された版を監修したのが、恐竜博士の真鍋真さん。
『せいめいのれきし』の見どころを、隅ずみにまで描き込まれたしかけとともに説き明かします。1,760円(税込)カートに入れるカートに入れました
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物語に描かれたお菓子やハーブを取りあげながら,イギリスの児童文学11作品にせまる,ユニークな児童文学案内.レシピ付き.1,980円(税込)カートに入れる
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あなたのことをよく知っている リーダーとは
『岸辺のヤービ』(福音館書店)をはじめ児童書も多数執筆されている梨木香歩さん。このほど、梨木さんの講演会をもとにしたエッセイが発売されました。「同調圧力」やことばの使われ方など、最近の気になることをテーマにして、いまの時代を生き抜くヒントを伝えます。それは、自分の気持ちに真剣に向き合い、客観視することで、進む道を示す「リーダー」を自身の中にもつこと。悩み多き10代の若者たちへ向けた、明日への活力をもらえる一冊です。
品切れ中1,320円(税込) -
手づくりの服で注目される著者が歩んできたおしゃれの迷い道。社会やわたしにとっての服の意味を探る。
行司 千絵さんは、新聞記者ときどき服をつくるひと。着るひとのこころとからだに沿った行司さんの服は、雑誌で特集されるなど評判です。本書は、服のつくり手であり、ジャーナリストであり、おしゃれについて悩みたのしんできたひとりの女性である、行司さんならではの1 冊です。服の素材、つくられ方、装いから見える、時代、社会、そして個人。わたしたちに不可欠な服について、あらためて考えてみませんか?(岩波書店 渡部朝香)1,980円(税込)カートに入れるカートに入れました
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大江健三郎、瀬戸内寂聴、菅原文太……。出会った人びとの印象深い言葉と人生を、豊かな筆致で描く。1,980円(税込)カートに入れる
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恐怖のイタチに立ち向かう
斎藤惇夫さん原作『冒険者たち ガンバのと15ひきのなかま』は、1972年に国際児童年特別アンデルセン賞優良作品に選出され、その後『ガンバの冒険』としてテレビアニメ化、劇団四季でも上演されるなど、世代を問わずに人気の作品。アニメ、演劇、映画の世界で映像化されているのは、斎藤惇夫さんの原作に、l魅力があるからこそ! いま一度、心躍る冒険物語を読み直したい!
白イタチのノロイとたたかうねずみたちを助けに、町ねずみのガンバは、個性的な仲間とともに海へと旅立ちます。何度も危険な場面に遭いますが、ちいさなからだからあふれるほどの勇気と知恵で立ち向かうガンバたち。こころおどる冒険に、ページをめくる手が止まらない!
【ガンバの冒険シリーズ 】
薮内正幸さんの描く、表情豊かな動物たちにも注目です。
勇敢なドブネズミのガンバとその親友たち、どうもうな白イタチのノロイ、いちずに故郷をめざすリスのグリックとのんのん、そして種族絶滅の恐怖におびえながら明るくふるまうカワウソのカワモ――これらの魅力的な動物たちが、つぎからつぎへとくりひろげる、胸おどる大冒険シリーズ。1,980円(税込)カートに入れるカートに入れました
ゆくえ不明のネズミをたずねて四の島に向かったガンバと仲間たちは,絶滅したはずの2ひきのカワウソを見つけました.そして狂暴な野犬と戦いながら,伝説の河「豊かな流れ」をめざします.
ゆくえ不明のネズミをたずねて四の島に向かったガンバと仲間たちは、絶滅したはずの2ひきのカワウソを見つけました。そして狂暴な野犬と戦いながら、伝説の河「豊かな流れ」をめざします。
【ガンバの冒険シリーズ 】
勇敢なドブネズミのガンバとその親友たち、どうもうな白イタチのノロイ、いちずに故郷をめざすリスのグリックとのんのん、そして種族絶滅の恐怖におびえながら明るくふるまうカワウソのカワモ――これらの魅力的な動物たちが、つぎからつぎへとくりひろげる、胸おどる大冒険シリーズ。2,684円(税込)カートに入れるカートに入れました
わるい王さまからの無理難題、どうやって切り抜ける?
なかまや、きょうだいのひとりひとりがびっくりするような特技を持ち、それぞれの技を活かしてピンチを切り抜け、万事めでたしめでたし。
民話の世界では、なじみの深いおはなしの筋で、東西を問わず類話もたくさんありますが、この『王さまと九人のきょうだい』は、中国の少数民族であるイ族に伝えられているおはなしです。
おはなしが生まれた時代の、市井に生きる人びとのたくましさやあかるさを、赤羽末吉さんの力強いタッチが引き立てます。
きょうだいたちの「はらいっぱい」や、「みずくぐり」なんて名前も愉快で、どんな特技を披露してくれるのかワクワクしちゃいますね。1,320円(税込)カートに入れるカートに入れました
秋の味覚・柿がきっかけで大騒動に。リズミカルな再話と伸びやかな絵がたのしい。
「むかしむかし……」ではじまる日本の昔話は、炉端で子どもたちに語られたものでした。
方言をいかしたリズミカルな語りは、おばあちゃんやおじいちゃんに読んでもらったら、サイコー!
親ガニの仇討ちに「きびだんご」を携えて向かう子ガニたち。「なかまに なるなら やろうたい」。
きびだんごにつられて、お供はどんどん増えていきます。そのお供のユニークなこと!
容赦のないサルのしうち、それに対する仕返しも「ここまでやる!?」の徹底ぶり。それでもどこかコミカルで、のんびり感が漂うのは、おくに 言葉の魅力と、とぼけた味のある清水崑さんの筆使いの技のせいかも。
柿の木を大切に育てていたカニ。それなのに、ようやく実った柿はサルに横取りされ、カニはつぶされてしまいます。親ガニの仇を討つために、子ガニたちはきびだんとごをこしらえて出発! 栗、ハチ、牛のふん、棒、石うすも加勢して、サルのもとへと向かいます。佐渡に伝わる「さるかに」の昔話です。1,760円(税込)カートに入れるカートに入れました
アースシー世界では、島々の間に争いが絶えない。1,870円(税込)カートに入れるカートに入れました
イギリスの詩人が幼い息子のために書いた傑作2,750円(税込)カートに入れるカートに入れました
時空を超えて出会った友情のおはなし。ラストに深い感動が訪れます
友だちもなく退屈していたトムは、真夜中に古時計が13も時を打つのを聞き、ヴィクトリア時代の庭園に誘いだされて、ふしぎな少女と友だちになります。歴史と幻想を巧みに織りまぜた傑作ファンタジー。
時空を超えて育くむ友情
弟がはしかになったことから、おじさんとおばさんのアパートに預けられることになったトム。
退屈していたトムは、ある夜、ホールにある大時計が13時を打つ音をきいたのをきっかけに、不思議な庭を発見することに。 その庭で出会った少女はいったい誰なのか?
「時」をテーマにした古典童話2,090円(税込)カートに入れるカートに入れました
石のスープがおいしくなったその訳は……?
腹ぺこの3人の兵隊は、ある村で食べものをわけてほしいと頼みます。村人はこっそり食べものを隠して、首を横にふるばかり。 しかたなく兵隊たちは、石でスープをつくりはじめました。 村人たちも興味津々。どんなスープができるかな? 民話をもとにした話ならではのユーモラスであたたかな展開。 マーシャ・ブラウンの絵が魅力的なこの絵本、新訳で待望の復刊です!
1,760円(税込)カートに入れるカートに入れました
妻の想いがもたらす奇跡
北の国では戦争が続き、万里の長城という防壁をつくるため国中から男が集められ、死ぬほど働かされていました。 ある日、孟姜女(もうきょうじょ)と万喜良(ばんきりょう)という仲の良い夫婦が暮らす村にも役人たちがやって来て、夫の万喜良を連れて行ってしまいます。数年経っても音沙汰はなく、孟姜女は夫を探しに行く決心をし、やっとの想いで万里の長城にたどりつきますが……。 悲しいだけでなく、女性の勇気や行動力にもこころを打たれます。
1,980円(税込)カートに入れるカートに入れました
「明日の予定は分かるが 未来は思い描けない 先立つ者が残す眼に見えぬものを 嬰児は継いでくれるのだろうか」(「冥土の竹藪」)――だが「言葉は今も未来に向かおうとする」(「ルネ」)。第一詩集『二十億光年の孤独』から六十余年、休むことなく詩を書き続けてきた詩人の、未発表作品を中心に編んだ最新詩集。