絵本シリーズから選ぶ

どうぶつの島に捕らわれた、竜の子どもを探すため、9歳の男の子、エルマーが旅に出るところからはじまる「エルマーのぼうけん」シリーズは、日本語版が刊行されてから、2023年でちょうど60周年。
いまなお愛され続けている「エルマーのぼうけん」シリーズ３冊（ケース付き）と、すごろくをセットで。
すごろくは古地図風のデザインで、エルマーがくり広げる冒険物語の世界観が忠実に再現されています。

おなじみ、くいしんぼうのあおむしは、毎日、もりもり、いろいろなものを食べ続けます。
くだもの、お菓子、ソーセージにチーズにピクルス。りんご、いちご、オレンジにすいか、チョコレートケーキもアイスクリームも……。

子どもたちの大好きな食べものが次から次へ登場します。思わず手をのばして、一緒にもぐもぐもぐ。
色鮮やかで美しいコラージュ、穴あきしかけをあそびながら読み進むと……、「うわっ」最後には歓声が！　
色鮮やかな絵と穴あきしかけが子どもたちのこころをとらえて離さない、エリック・カールさんの代表作です。

1976年初版刊行｜1969年原書刊行

おなじみ、くいしんぼうのあおむしは、毎日、もりもり、いろいろなものを食べ続けます。
くだもの、お菓子、ソーセージにチーズにピクルス。りんご、いちご、オレンジにすいか、チョコレートケーキもアイスクリームも……。

子どもたちの大好きな食べものが次から次へ登場します。思わず手をのばして、一緒にもぐもぐもぐ。
色鮮やかで美しいコラージュ、穴あきしかけをあそびながら読み進むと……、「うわっ」最後には歓声が！　
色鮮やかな絵と穴あきしかけが子どもたちのこころをとらえて離さない、エリック・カールさんの代表作です。

おとぼけ、ちゃっかり、こわいものなし、好奇心旺盛で自由奔放……、11ぴきに出会ったら、なんだか元気がわいてくる。 人生（猫生？）でいちばん大事なのは、ユーモアと笑い、ですね。

11ぴきののらねこたちは、いつもおなかがぺっこぺこ。おなかいっぱい食べたいと、怪物みたいに大きな魚が出るという湖にやってきました。いかだをつくり、奇策（！）で怪魚を釣り上げます。漫画家でもある馬場のぼるさんは、とぼけた主人公をつくる名人。「11ぴき」に再会したかったら、シリーズ5冊を。

おなじみ11ぴきのねこたちは、ある日、水玉模様のねこに出会います。
そのねこは、ヘンテコな形の家に住み、あっと驚く方法でたくさんの魚をとったりと、不思議なところばかり。
11ぴきのねこたちは、そんな不思議なねこに大興奮！
大よろこびでごきげんをとって、ちゃっかりと魚をもらい仲良くなります。
はたして、このねこの正体はいかに？

心優しく勇気ある少年エルマーは、ある日、助けた老猫から、どうぶつ島で捕らえられ、虐げられている「りゅう」の話を聞きます。
エルマーは、厳しい母親に見つからないように周到に旅の用意をし、船の積荷に紛れ込んで、「りゅう」を助けるために、どうぶつ島へ出発！
次々に訪れるピンチを、チューインガムや、歯ブラシ、虫めがねなど、身近な道具を使い、知恵と勇気でくぐり抜けるエルマーの大冒険。
ページをめくる手が止められなかった読者も多いのではないでしょうか。
はじめて日本で翻訳刊行されたのは、1963年。
以来、家庭だけでなく園や学校などでも、絵本とはひと味ちがった、耳で聞く物語として、また、はじめてひとりで読む本としても、愛され続けています。

作者のルース・スタイルス・ガネットさんは、大学で化学を専攻。
医学や放射線の研究所で働きますが、数ヶ月で退職。
その後、書き始めたのが、この『エルマーのぼうけん』です。
そんなガネットさんの子ども時代や、『エルマーのぼうけん』を出版した経緯、その後7人の娘の母親となるまでの半生が、『「エルマーのぼうけん」をかいた女性 ルース・S・ガネット』に詳しく書かれています。
ぜひ、合わせてお読みください。
訳者のわたなべしげおさん、作家としてもすぐれた作品を残しておられます。
ずっと以前、クレヨンハウスによく見えてお声をかけてくださいました。

窓から見上げたきれいな星空を、ふと外で見たくなったばばばあちゃん。
ゆりいすを持ちだし、そこに腰かけて空をながめていると、まるで自分が空を動かしているかのような雄大な気分に。
お月さまも、むっくりと出てきました。
「家の中にもどるのはもったいない！」
ばばばあちゃんは、あることを思いつきますが……。
「いそがしいよる」のはじまりです！
「ばばばあちゃん」シリーズ第１作です。

はじまりは、こいぬとこねこのお片づけ。それが、なぜだか泥まみれに……。よく見ると、左にいる「ばばばあちゃん」がいちばんいい顔してる！？
ばばばあちゃんに、お片づけを命じられた、散らかしやのこいぬとこねこ。掃除道具であそんでいるうち、森の動物たちを巻き込んでひと騒動。やれ、ぞうきんが目に当たった、だのと、泥だらけの大騒ぎに。
それを見ていたばばばあちゃん。かみなりを落とすのかと思いきや、「あたしもやろうっと！！」ですって。みんなの輪にずしずし割り込み、夢中でどろだんごづくりに勤しみます。見てください、動物たちの呆れ顔を。
本気であそぶばばばあちゃんの姿は清々しく、絵本を読むだけで気分もスカッとしてきます。イライラ、メソメソ、気分の落ち着かない子にも、おくすり代わりにこの絵本を読めば、元気をチャージできそうです。

ばばばあちゃんのシリーズの第3作。
毎日毎日雨ばかり降り続くので、怒ったばばばあちゃんは雲の上の雷に向かって大声で叫んだ。
「ようし、こっちにも考えがあるよ」
ばばばあちゃん、何やらかそうとしているの？
とにかくパワフルな彼女です。