平和・人権・憲法の絵本
1冊の絵本から、平和について考える
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静かな語りで伝えます
ヒロシマ・ナガサキで被爆してから60年目。 6人の被爆者を描いた写真絵本。戦争、平和、生きることの意味を静かに語ります。1,390円(税込)カートに入れるカートに入れました
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愛するがゆえの決断
ロシア南東部の静かな村で、ひとり暮らす日本人男性と、クラウディアというロシア人女性は出会います。男性は、シベリアの収容所に入れられたあと、スパイの疑いでソ連軍につかまりロシアへ連れて来られたと話します。こころを通わせ合い、やがて結婚するふたり。 ささやかで幸せな暮らしをはじめますが、日本への思いも捨てきれない男性のもとに、一通の手紙が……。1,430円(税込)カートに入れるカートに入れました
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ランドセルから、世界とひとびとのこころが見えてくる
日本の子どもたちが使ったランドセルに文具を入れて、アフガニスタンの子どもたちに贈るという活動を続けてこられた写真家・内堀タケシさん。その活動を紹介している写真絵本です。
戦争状態が続くアフガニスタンの子どもたちにとっては、使い古されたものでも大切な宝物。とくにランドセルをもらったときの顔いっぱいに広がる笑顔は印象的です。
勉強ができる喜び、それはまわりのひとの幸せや平和につながるという、子どもたちの思いが胸に響く作品です。
2,640円(税込)カートに入れるカートに入れました
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ハンセン病の人たちと生きた草津のコンウォール・リー
今から約80年前、群馬県草津でハンセン病に苦しむ人々に寄り添い、献身的に耳傾けて「かあさま」としたわれたイギリス人宣教師の半生を描く。 りーかあさまの活動を支えていたのものとは。1,540円(税込)カートに入れるカートに入れました
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なぜ勉強するのか、問いかける一冊
「学校へ行くな。行ったら殺す」
それが、おとなたちが、マララ・ユスフザイさんに発したことばだった。
それでも勉強することを望んだために、マララさんは、銃で撃たれた。
本書は、マララさんの国連での演説をもとに、
ルポルタージュ作家が「なぜ勉強するのか」を子どもたちに問いかける。
教育の大切さ、人が学び、成長しうる可能性について、子どもとともに考える道しるべとなる一冊。3,080円(税込)カートに入れるカートに入れました
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あなたの背中を押してくれるひとはだれですか
「じいちゃんがとってきた白いお魚が、もう一回食べたい」。
3.11の震災後、ベテラン漁師の「じいちゃん」が再び海に出ようと決心したのは、そんな孫の言葉でした。
生まれてからずっと、海の恵みを受けて生きてきたことを思い出し、再び漁に出るじいちゃん。
無垢な子どもの言葉と率直な願いが、大人たちに喪失と悲しみを乗り越えさせてくれる後押しにもなるのですね。
岩手県陸前高田市の港町、海とともに生きる暮らし、震災から町もひともすこしずつ活気を取りもどしていく様子を、漁師のじいちゃんと孫のしゅっぺを中心にていねいに写し取った写真が光ります。品切れ中2,200円(税込) -
2014年にノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん作の絵本。自由に自分を表現できることの大切さを描く。1,650円(税込)カートに入れる
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アンネの誕生から死、そして現在までを多くの資料でたどります。3,520円(税込)カートに入れる
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これは、確かに生きていた、家族の証
表紙で猫を背負っている少女、名前は鈴木公子。
広島のちいさな町で、床屋や営む父と母、兄と弟、生まれたばかりのちいさな妹と、あたたかな家族で過ごす日々を送っていました。
1945年8月6日、午前8時15分。広島の上空に、原爆が落とされたあの瞬間までは……。
ひとつ傘のしたで仲良く佇んでいる、兄の英昭くんと公子ちゃんの写真。
原爆投下のあの日、がれきと炎の中を2キロ以上の道を英昭くんが公子ちゃんをおぶって逃げ、その後、離れ離れになってしまう過酷な運命を知らず、写真の中で、ふたりは微笑んでいます。
父、六郎さんが撮っていた家族のはじける笑顔。なにげない、日常のあたたかなひとこま。
ヒロシマの空の下で暮らしていた、あるひとつの家族の写真から見えてくるのは……。1,815円(税込)カートに入れるカートに入れました
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ちょっと角度を変えて見たら?
「あつかったら……ぬげばいい」
「へとへとにつかれたら……はもみがかずにそのままねればいい」
うん、言われてみればそうなんだけど、でもやっぱりね、そんなことできないよ! なーんて大方の大人は思うかも。
「それ、わたしかも!」と、どこからか声が。
でもね、「ねばならない」社会に息苦しさを感じたら、気まぐれにこのラバブルな小型の絵本のページをひらいて、ゆるゆる~っとできる空間に身を任せよう。
角度をちょっと変えただけで、変化への柔軟な対応が少しできるようになるかも。
それは、きっと前向きな明日につながっているはず。
ヨシタケシンスケさんのふふふの哲学に、時代を生き抜くヒントがぎゅっとつまっています!
おとなにもおすすめ!2021/7/11放送|NHKラジオ「落合恵子の絵本の時間」で紹介されました。
>これまで「落合恵子の絵本の時間」で紹介した絵本リストはこちら1,100円(税込)カートに入れるカートに入れました
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いつも飲んでいる牛乳、どうやってつくられているのかな?
朝、4:30。北海道にあるたんぽぽ牧場の1日は、太陽が昇る前にはじまります。 牛たちは牛舎のなかで朝ごはんを食べて、一頭ずつ乳搾りが終わったら、放牧地へ出発です。
新しいいのちの誕生、給食に牛乳が並ぶまでの、人と人の関わり……。たんぽぽ牧場での日々を追った写真絵本。
大切に育てられた乳牛だけではなく、狭い柵に入れられ、一生を搾取されている牛たちがいることも事実。
牛乳を飲むとき、動物たちが幸せを感じる環境で暮らしていたかどうかに思いを巡らせることで、世界がちょっとだけでも変わるかもしれません。1,320円(税込)カートに入れるカートに入れました
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ソフィーは、数学が大すきな女の子。いつか、詩人がことばをつかうように、自分は数字をつかって宇宙のなぞをときあかしたい、と思っていました。
ところがその時代、女の子が大学に行って数学を勉強するなんて、とんでもないことだったのです――。 実在した数学者をモデルに、人気絵本作家バーバラ・マクリントックが想像力ゆたかな絵をえがきました。1,760円(税込)カートに入れるカートに入れました
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だれかに任せっきりにしないで、自分のこととして考えるために
森の王さま、ライオンが、川の水の流れを変えて、自分のすみかの前にプールをつくりました。
森のどうぶつたちは、「水はみんなのものだ」「川をかえせ!」と口々に言い、別のどうぶつにリーダーになってもらおうと、デモを行い、選挙を行うことにしました。
立候補した、サル、ナマケモノ、ヘビ、そしてライオンは、選挙運動や、討論会をします。そして、投票の結果は……。
力がつよいものがすべてを決めてしまうのではなく、人々が話し合い、自分たちの未来を、自分たち自身で責任をもって決めるために。
「民主主義」について、わかりやすく伝える絵本。1,650円(税込)カートに入れるカートに入れました
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空は分け合えても……
ジャンニ・ロダーリさんが約60年前に書き、関口英子さんが訳した詩に、荒井良二さんが絵を描いた一冊。
「ぼく」は空を見上げながら問いかけます。
「空って みんなの空だよね」。
自分にとっても、ほかのひとにとっても、動物たちにとっても、空はみんなのもの。
それなのに、どうして「大地は さかいめだらけなんだろう」。
空はみんなで分け合えるのに、大地はみんなで分け合えないのはなぜか、あなたは答えられますか?
おとなにもおすすめ!2025/2/16放送|NHKラジオ「落合恵子の絵本の時間」で紹介されました。
>これまで「落合恵子の絵本の時間」で紹介した絵本リストはこちら1,870円(税込)カートに入れるカートに入れました
2022年2月24日、ロシア軍が隣国ウクライナへの全面的な侵攻を開始。せめて早く戦争が終わってほしいという世界中の願いも届かず、今、この瞬間にも現在進行形で起きている戦争は、ますます激化の一途を辿っています。
「誰かが何とかしてくれて、そのうち終わるだろう」では、戦争は止まらないことを世界中のひとが痛感した一年でもありました。「海の向こうの国で起きている戦争」は、気がつけば「自分たちの戦争」になってしまうということは、歴史が教えてくれています。
平和の日々の中で、ひとりひとりの子どもがたのしく絵本を開く明日のために。
今、あらためて平和を、反戦を、わたしたちの声に。