平和を考える書籍
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世界中で愛されるクマの、実話を元にした物語
カナダの森で生まれた、好奇心いっぱいの子グマは、母グマと穏やかに暮らしていました。
ところがある日、猟師のワナにかかった母グマは、殺されてしまいます。
木に登って隠れていた子グマを猟師の孫の男の子が見つけ、世話をしますが、いたずら子グマに手を焼いた猟師は、子グマを売ることにしました。
第一次世界戦争が勃発した1914年。
獣医であるハリー・コールボーンは、軍馬の健康管理の仕事に従事していました。
ヨーロッパへ移動中の駅でハリーは、猟師に売られていた子グマを買い、故郷のウィニペグという地名から取って、ウィニーと名付けます。ウィニーはカナダ軍獣医隊のマスコットとして、皆に愛されます。
ハリーとウィニーは信頼し合い、お互いになくてはならない存在になりました。
戦争が激化すると、ハリーは、ウィニーにとって最も安全と思われる場所、ロンドン動物園へ連れて行きました。必ず迎えに来ると約束をして……。
その動物園でウィニーは、当時5歳のクリストファー・ロビンと出会い、その父、A・A・ミルンによって書かれた児童文学『クマのプーさん』のモデルとなったのです。
ハリーの曾孫である作者のリンジー・マティックさんが、彼女の息子にやさしく語りかけるように物語はすすみます。
ひとと動物との友情、かけがえのないものを手放さなくてはならなくなる戦争の愚かさが伝わります。1,980円(税込)カートに入れるカートに入れました
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差別により奪われるいのち
12歳のアフリカ系アメリカ人の少年ジェロームは、おもちゃのピストルであそんでいたところを、白人警察官に拳銃で撃たれ死んでしまう。
死後、ゴーストとなったジェロームは、だれにも見られることなく、家族や友だちのまわりを漂っていた。
そんなジェロームの存在を唯一見ることができたのは、白人警察官のむすめセアラだった。セアラとの対話を続けるジェロームは、ある時、自分と同じようにさまようアフリカ系アメリカ人のゴーストに出会い……。
この世界で生きている人間にしか、この世界を変えることはできない。
だからこそ、歴史から学び、今もつづく差別をひとつでも減らすのは自分たち自身なんだとあらためて感じさせられる一冊。
これ以上ジェロームのようなゴーストを増やさないために。1,650円(税込)カートに入れるカートに入れました
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1914年のクリスマス、戦場での奇跡を描いた絵本
戦場の最前線から妻に送られた1通の手紙。
そこに書かれていたのは、クリスマスを戦地で過ごす
あたたかな兵士たちの交流でした。
平和を願い、愛する人を想う1冊です。
(子どもの本売り場スタッフR.B)
戦場の最前線から、妻に送られた1通の手紙。
そこに記されていたのは、クリスマスを戦地で過ごす兵士たちの、敵味方を超えた束の間の交流。 1914年のクリスマス。凍てつく西部戦線。一人の兵士が叫んだ。「敵の塹壕に、白旗が!」
第一次大戦中のクリスマスに、前線各地で起こった実話に基づいた、戦場での「奇跡」を描いた絵本。クリスマスを共に祝った「味方」も、束の間の「交流」に心温めあった[敵]も、最後にたどり着くのは……。 戦争に美談など要らないと思いながら、一瞬の交流に胸を熱くする。1,430円(税込)カートに入れるカートに入れました
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ナチスから逃れ、「隠れ家」で暮らすひとりの少女を見つめた1本の木1,430円(税込)カートに入れる
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世界一有名な、あのクマのお話
A・A・ミルンの『クマのプーさん』のクマが、本当に実在していたなんて!
1914年、カナダの獣医師ハリーは、部隊に合流する途中の駅で、猟師に連れられた子グマと出会います。思わず引き取った子グマは連隊のみんなに愛されるマスコットとなり、ともに海を渡り、イギリスへやってきます。そして、戦場に向かう前にロンドン動物園に預けられ、それから……。
プーさんを見つけた獣医師のひ孫が語るお話。
おとなにもおすすめ!2020/8/2放送|NHKラジオ「落合恵子の絵本の時間」で紹介されました。
>これまで「落合恵子の絵本の時間」で紹介した絵本リストはこちら1,650円(税込)カートに入れるカートに入れました
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図書館の先生と子どもたちのこころの交流を描いた実話
ある日、日系人の女の子が、サンディエゴ市立図書館へたくさんの本を返しにやってきました。
第二次世界大戦がはじまり、アメリカ合衆国では、日系アメリカ人が「アメリカの敵」と考えられ、大人も子どもも、強制収容所へ送られることになったからです。
こころを痛めた図書館司書のクララ・ブリードさんは、図書館を利用する日系の子どもたちそれぞれに、サンディエゴ市立図書館宛のはがきを手渡し、手紙を書くように伝えました。
そうして、返事のはがきの消印から子どもたちの居場所をつきとめ、日系アメリカ人の家族たちに、本や日用品を送りました。
アリゾナ州にある砂漠の真ん中の収容所での過酷な生活や、十分に食べ物が与えてもらえず病気になる人が増えていることなど、収容所から送られてくる数々の便りから、日系アメリカ人の戦争中の暮らしが伝わってきます。
ブリードさんが贈った本が、どれほど子どもたちのこころの支えになったことか!
およそ30人の子どもたちと文通をし、子どもたちに希望を与え続けたブリードさんの深い愛情が伝わってきます。
2020年、カリフォルニア州で日系人強制収容について、公式に謝罪する決議が採択されました。
日系収容所は「過去の出来事」ではなく、いまもなお残る差別につながっている事柄のひとつでもあります。
歴史の事実を伝え、わたしたちのいまの社会の在り方を問いかけてくる絵本です。1,540円(税込)カートに入れるカートに入れました
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子どもたちの権利のためにたたかった女性 マザー・ジョーンズ品切れ中1,760円(税込)
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ラミスさんが、いまこそ徹底的に答えます。
戦争ってどんなことするの? 日本が戦争ができる国になったら?
軍隊は人や国を守れるの? 軍隊があるほうが危ない?
ラミスさんが、いまこそ徹底的に答えます。
いまこそ、「どうせ」や無関心を捨てて!1,540円(税込)カートに入れるカートに入れました
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その村がもうないとしたら? 「ぼくのむら」シリーズ
『せかいいちうつくしいぼくの村』と、誇らしそうに語られたその村が、失われてしまったとしたら? 世界各地で繰り返される戦争・内戦の歴史を、止めることができるのは誰? そして、それはいつ? 答えは、今から、「わたし」から。
アフガニスタンのパグマン村を描いた「ぼくの村」シリーズに、『ぼくの村にサーカスがきた』『せかいいちうつくしい村へ帰る』があります。2,750円(税込)カートに入れるカートに入れました
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内戦下の村のたのしみは…… 「ぼくのむら」シリーズ
秋の収穫が終わる頃、村にサーカスがやってくる。ここはアフガニスタンのパグマン村。菓子やおもちゃの屋台、観覧車に火ふき男。 ヤモの友だちで、戦場に行った父を待つミラドーは、見事な笛の音を歌姫に見い出され舞台で大喝采を。しかしその冬、村は戦場となり、村人は村で暮せなくなったという……。
シリーズに『せかいいちうつくしいぼくの村』『せかいいちうつくしい村へ帰る』があります。品切れ中2,750円(税込) -
いつか、会いに行きたい友だち
家々の窓にあかりが灯りはじめた19時30分。大きな鳥にみちびかれて、ぼくらは旅に出た。
東京から釜山へ、西安へ……と、北緯36度線をまっすぐに西へ、西へ……。
東京では夜を迎えたばかりだったのが、パミール高原はまだ17時半、ジブラルタルでは正午に。
時差はあっても、北緯36度線上で暮らすひとびとは、何十年も何百年も、わたしたちと同じように一日を過ごしていた。
夕暮れのなつかしいにおいがする幻想的な旅……。
時計の示す時間やことばがちがっても、みんな同じ瞬間を生きている。
人間が引いた境界線は、何をも隔てられないと、本書は静かに語ります。1,430円(税込)カートに入れるカートに入れました
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静かな語りで伝えます
ヒロシマ・ナガサキで被爆してから60年目。 6人の被爆者を描いた写真絵本。戦争、平和、生きることの意味を静かに語ります。1,390円(税込)カートに入れるカートに入れました
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愛するがゆえの決断
ロシア南東部の静かな村で、ひとり暮らす日本人男性と、クラウディアというロシア人女性は出会います。男性は、シベリアの収容所に入れられたあと、スパイの疑いでソ連軍につかまりロシアへ連れて来られたと話します。こころを通わせ合い、やがて結婚するふたり。 ささやかで幸せな暮らしをはじめますが、日本への思いも捨てきれない男性のもとに、一通の手紙が……。1,430円(税込)カートに入れるカートに入れました
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なぜ勉強するのか、問いかける一冊
「学校へ行くな。行ったら殺す」
それが、おとなたちが、マララ・ユスフザイさんに発したことばだった。
それでも勉強することを望んだために、マララさんは、銃で撃たれた。
本書は、マララさんの国連での演説をもとに、
ルポルタージュ作家が「なぜ勉強するのか」を子どもたちに問いかける。
教育の大切さ、人が学び、成長しうる可能性について、子どもとともに考える道しるべとなる一冊。3,080円(税込)カートに入れるカートに入れました
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あなたの背中を押してくれるひとはだれですか
「じいちゃんがとってきた白いお魚が、もう一回食べたい」。
3.11の震災後、ベテラン漁師の「じいちゃん」が再び海に出ようと決心したのは、そんな孫の言葉でした。
生まれてからずっと、海の恵みを受けて生きてきたことを思い出し、再び漁に出るじいちゃん。
無垢な子どもの言葉と率直な願いが、大人たちに喪失と悲しみを乗り越えさせてくれる後押しにもなるのですね。
岩手県陸前高田市の港町、海とともに生きる暮らし、震災から町もひともすこしずつ活気を取りもどしていく様子を、漁師のじいちゃんと孫のしゅっぺを中心にていねいに写し取った写真が光ります。品切れ中2,200円(税込) -
2014年にノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん作の絵本。自由に自分を表現できることの大切さを描く。1,650円(税込)カートに入れる
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アンネの誕生から死、そして現在までを多くの資料でたどります。3,520円(税込)カートに入れる
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二次世界大戦中のフランス山間部。 ちいさな村で暮らす羊飼いの少年・ジョーは、戦火から逃げ延びたユダヤ人の男性ベンジャミンと出会う。ジョーはベンジャミンの計画するユダヤ人の戦争孤児の亡命計画に手を貸すことになるが……。戦時下での市井のひとびとの暮らしや、戦争によって引き裂かれた大切なひととの絆の尊さを描いた一冊。