女性、食、育児、社会の本

2030年までに達成すべき目標SDGs。第1巻で基礎を解説し、第2巻からは１巻につき１目標ずつ丁寧に紹介します。

SDGsがマンガでよくわかる！

身近なことからSDGsを学ぶことができる全3巻セットです。

患者の権利についての第一人者ジョージ・J・アナスが著した、本テーマのバイブル・最新版（3版）、待望の邦訳（完訳）。
患者の権利についての第一人者ジョージ・Ｊ・アナスが著した、この分野のバイブルといえる書の最新版（３版）です。最新版ではこの間の医療状況の変化を反映し、「患者の権利擁護者」「米国の医療改革」「自殺幇助」等について大幅に加筆されています。日本においても患者、家族、擁護者、医療関係者がともに、安全で質の高い医療実現のために参照するべき、必携の一冊といえるでしょう。 （明石書店　神野斉）

戦争の傷跡と、強固な父系継承主義、そして米軍統治のもとに生きた戦後沖縄の女性たち。「日本」とは異なる生殖の戦後史を描く。

放射能汚染によって村や家族に何が起こったのか、臨場感ある写真と文で描く
東日本大震災・原発災害から7年近くが経ち、その風化が進みつつある中で、放射能汚染によって村や家族に何が起こったのか、村を追われた人たちの日々の暮らしや想い、ふるさとの再生を探る取り組みなどをいくつかの家族や仲間に着目して臨場感ある写真と文で描く。
自分自身の再生と村の再生を一体のものとして仲間と取り組む元酪農家、日本一の山菜栽培をめざす農家、第二のふるさと「仮設」に暮らすおばあちゃんなどを主人公として物語っていく。そして、原発災害をどう記憶し、心に残し、震災後をどう生きるかを考えるきっかけを示す。

●巻構成>
「牛が消えた村」で種をまく
「負けてられねぇ」と今日も畑に
「孫たちは帰らない」けれど

原子力開発に対し一貫して反対の論陣を張ってきた雑誌『技術と人間』から重要論文を精選、一書にまとめる。

本書はアメリカ合衆国の核施設がもたらす健康被害について、大気圏核実験時代（1945年～63年）に続く核被害を参照としながら、徹底した疫学調査をもとに、簡明な図表と明快な論調で解説する。とりわけ、アメリカ全土3,053の郡における人口および死亡数を追跡し、年齢グループを18に分けた上でのグループ別年齢調整死亡率を５年を１期間とした３期間を通じて割り出すという、膨大な基礎作業を通じて、核施設周辺での癌死亡率を分析していく姿勢は圧巻である。また大気圏核実験、チェルノブイリ核事故が、地球規模で影響を与えていったことについて、様ざまな統計データをもとに実証。放射能汚染が地球全体の問題となることについて象徴的に示し、高リスク地域から低リスク地域への移住が問題の解決にはならないことを指摘する。レイチェル・カーソンの予見を裏付けた、手ごたえのある警世の書。

さまざまな教科にも関わる必携の１冊です。

【朝の教室】116回講師　古舘寛治さんご出演作品

ＳＤＧｓとは？　みんなでＳＤＧｓを考える。

『主婦之友』『婦人公論』といった婦人雑誌は、いかに「主婦」像をつくりだしたのか。

1991年に社会思想社より刊行された『人間と放射線』の復刊。低線量放射線が人に与える影響について、学問的・体系的にまとめられている。著者のジョン・W・ゴフマン博士は、エリートに支配されてきた科学を社会に開放し、市民が放射線の影響について計算と評価ができるようにと本書を執筆した。放射能汚染時代を生きざるをえなくなった私たちが今こそ読むべき書といえるだろう。

２０年以上にわたる　゛森の人”日記、完結編

自分たちの未来を、自分たちでつくっていくために

オーガニック料理のバイブルの完全日本語版
著者のアリス・ウォータースさんは、40年前、アメリカ西海岸のバークレーですべて地元産の食材を使った世界最初のオーガニックレストラン「シェパニース」を開店しました。今、彼女が提唱した地産地消＆オーガニックはアメリカの食の大きな潮流になりました。本書は、彼女の食の哲学がシンプルなレシピに結実した１冊。出版をお願いしたときに「私の娘のような本だから大切に作ってね」と言われて、全くアメリカ版と同じ体裁に仕上げた経緯があります。

性別不均衡を解消するため、各国でクオータ制が導入され、定着してきている。

本書は、2005年の刊行以来イラク戦争を知るための第一の必読書とされてきた本の日本語版。 　開戦の知的支柱である*ネオコンの来歴、愚挙を重ねるブッシュ政権からイラク市民社会の内奥まで切り込む取材力は群を抜く。そして傍観者的な正論の展開や単なる戦争批判とは一線を画する著者のアプローチから、この戦争に潜む深遠な問題がえぐり出される。それはわれわれの社会の病理を想起させるだろう。イラク戦争は対岸の火事ではない。 （みすず書房　中川美佐子） *アメリカ合衆国における新保守主義

今年で第二次大戦時の強制収容事件から七一年が経ちます。若い世代では、日系人収容の歴史を知らない人も多いようですね。それは一九四二年のこと、彼らの生活がアメリカでようやく根付いた頃に起こりました。日米が戦争を始めたせいで。本書は「二つの祖国」の間で引き裂かれながらも、憤まんや苦悩と闘い つつ希望を模索した人たちのノンフィクション。日米関係をよく知りたいという方に、読んでいただきたい 一書です。（みすず書房　島原裕司）

深刻な社会問題になっているヘイト・スピーチ。「何らかの規制をすべき」という意見の一方で「表現の自由の制限には慎重であるべき」という意見も多くあります。どうしたらいいのでしょう？　その先を一歩踏み出して考えるための本です。ヘイト・スピーチは何を傷つけるのか。法は何を守ろうとするのか？　日本と同じく法規制のないアメリカの論争を紹介しながら、ヘイト・スピーチの「危害」を明らかにし、よりよい社会をつくる道筋を考えます。 （みすず書房　鈴木英果）

知り合いをふと見渡すと、コレステロール値や血圧を下げる薬を飲んでいるひとの多さに驚きます。どちらも一度飲み始めたらやめにくく、大半のひとにとっては身体にプラスかマイナスかも定かではない薬なのに！　なぜ科学や医学の進歩の成果がこんな理不尽なライフスタイルをわたしたちに強いているの？　グローバル化を背景に巨大化する医薬市場の論理が、医療そのものを変え、健康さえも市場化するメカニズムを明らかにする警世の書です。（みすず書房　市原加奈子）

【朝の教室】116回講師　古舘寛治さんご出演作品

【朝の教室】116回講師古舘寛治さんご出演ＤＶＤ

リハビリ・介護予防の第一人者による決定版！
介護予防の第一人者の大田仁史さんが長年の臨床経験とリハビリテーション医学にも基づいて考案した「介護予防リハビリ体操」全343を網羅しました。2015年には「団塊の世代」がすべて高齢者になり、今後、介護は、深刻な社会問題になると予想されます。簡単な体操を通じて、必要十分な筋力を維持することで、寝たきりになるのを防ぐことが可能です。介護従事者から一般の方まで幅広い層に役立つ実践書です。 （講談社　高月順一）