Index
- 【処方1】深呼吸したい日に
- 【処方2】こころがヒリヒリする日に
- 【処方3】自分をほめてやりたい日に
- 【処方4】最近、泣いてないなと気がついたら
- 【処方5】誰かを何かを信じたかったら
- 【処方6】「ここ」ではない、「どこか」に行きたかったら
- 【処方7】よれよれに疲れた日に
- 【処方8】どきどきを忘れがちな日に
- 【処方9】自分がとてもちっぽけに思えたら
- 【処方10】うつむきかげんになった日に
- 【処方11】記憶の中の誰かと会いたかったら
- 【処方12】最近、夜空を見上げていなかったら
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深呼吸したい日に
呼吸が浅いってよくないんだよ。肩で息するってやつ。
緊張したり、腹が立ったりすると、呼吸は浅くなるから、意識的に深呼吸しよう。
自分をほめてやりたい日に
誰にほめられなくとも、自分で自分をほめてやろう。
よくやってるじゃないか、頑張ってるじゃないか、でありながら、そう見せないあなただから。
密かに自分をほめてやろう。
こころがヒリヒリする日に
ちっちゃいやつなのに、やけにヒリヒリこころのささくれ。
そんなあなたへの処方箋。
最近、泣いてないなと気がついたら
心から笑うことで免疫力はあがるとか言うけれど、 涙を流すことで、心のデトックスができる。 我慢しないで、泣いてもいいんだよ。
「ここ」ではない、「どこか」に行きたかったら
たとえば季節の変わり目。どっか行きたいなあ。 どっかって、どこ? ここ、日常とは違う、どっかさ。
誰かを何かを信じたかったら
何もかもがいやになる時って、あるよね。 誰とも話をしたくない時も。
よれよれに疲れた日に
頭から毛布かぶって、寝るに限る。 それでも、なかなか寝付けなかったら。 そう。よれよれになると、眠りの波を逃がしがち。
どきどきを忘れがちな日に
幾つになっても、ときめきとやらを忘れたくないですね。 心を無表情にしないために。
自分がとてもちっぽけに思えたら
自分に対して、「どうせ」と諦めを迎えそうになったら。 あなたは、あなただから素敵なんです。
うつむきかげんになった日に
最近、空を見上げたのはいつですか? 遠い昔、70代後半の女性から絵手紙を受け取りました。 ありがとさん、ありがとさん、花が咲いたよ、わたしも咲くよ、と。
記憶の中の誰かと会いたかったら
あなたが大好きだったひとは、あなたの中で決して過去形にはならず、 いまも、あなたの、そう肩の後ろのあたりから、あなたに小声で 「だいじょうぶだよ」と言ってくれているはず。
最近、夜空を見上げていなかったら
絵本を開く前に、窓を開けて、夜空を見上げてみよう。 こんなにも深く、こんなにも果てしないものが、 「ここ」に在ることに感謝。それから、ゆっくりと本を開こう。
絵本は年齢制限なしの、豊かで深いメディアです。 子ども時代に出会った懐かしい本。 えっ? こんなテーマがあるんだ! と新鮮な驚きをつれてくる本。 心が疲れた日は、あなただけの絵本の時間を。「症状」に合わせてお選びください。 副作用なし、の処方箋です。