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ぼくだって いっしょに あそびたいよ
おもちゃのくまのふわふわくんとは、アルフレッドが赤ちゃんからの頃からずっと仲良し。
生まれた時はふわふわくんよりちいさかったアルフレッドも、今ではすっかり大きくなりました。
それでもふたりは、テレビを見る時も、寝る時もいつでもいっしょ……だったのですが、ある日、新しいとらのおもちゃ、しまくんがやって来ます。
それからというもの、アルフレッドはすっかりしまくんに夢中になって……。
またアルフレッドと仲良くなるために、ふわふわくん、がんばります!
やんちゃなくまの子のおはなし「くんちゃんシリーズ」でおなじみの、ドロシー・マリノが1977年に刊行した絵本がこのたび復刊しました。1,210円(税込)カートに入れるカートに入れました
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みんなはみんな、ぼくはぼく
ぞうのレレブムは、頭のてっぺんからしっぽの先まで真っ青なぞう。
ほかのぞうたちは、みんな灰色なのにと、レレブムはうらやましくてなりません。
「ああいやだなぁ こんないろ」。
そんなある日、レレブムは思いつくのです。 「食べているものがいけないんじゃないかしら?」と。
そして、草や葉っぱなど、緑のものを食べはじめたところ……。
ビビッドな色づかいとリズミカルな七五調の文章で描かれていて、しょんぼりするレレブムも、どこかおかしみがあります。
「うらやましい」気持ちから抜け出して、じぶんにとっての「ぴったり」を見つけるためには、いろいろ試してみなくちゃわからない。
1978年に日本で刊行された絵本が、このたび復刊しました。1,210円(税込)カートに入れるカートに入れました
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めざすは西の海
2台のちいさな機関車は、線路を走っていざ西へ。
最新式の機関車は「ぱふぱふ ぱふぱふ」
古い機関車は「ちゃぐちゃぐ ちゃぐちゃぐ」
音を立てながらトンネルを抜け、川をわたり、並んで走る2台の機関車の旅。
「ガタンゴトン」でも、「シュッシュッポッポ」でもなく、「ぱふぱふ ちゃぐちゃぐ」と、機関車たちが奏でるリズミカルな擬音は、ゆかいで新鮮。
モノクロとカラーのページが交互に入り、シンプルな線で描かれた絵に想像力がふくらみます。
『おやすみなさい おつきさま』でおなじみの、マーガレット・ワイズ・ブラウンが描く乗りもの絵本。
1979年に日本で刊行された絵本が、復刊されました。1,210円(税込)カートに入れるカートに入れました
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子どもに脱帽!
いろんなことばの定義が書かれているのですが、どれもこれもおもしろい!
タイトルはもちろん、「おやゆびは、ひょこひょこうごかすもの」
「よるをながめていると いろんなものがみえることをゆめっていうんだよ」……。
子どもたちの協力を得てつくられたというこの絵本。子どもならではの自由でとらわれない視点と、感じ方に、思わずうなってしまいます。
<英語版>
『A Hole Is To Dig』
HarperCollins /刊品切れ中1,012円(税込) -
子どもたちの空想の世界
おふろばは空色にぬって,部屋のかべには大きなケーキの絵……かぎりなく広がってゆく子どもたちの空想の世界を,クラウスのいきいきとした文章と,センダックの光と色彩にあふれる絵で描きます。924円(税込)カートに入れるカートに入れました
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恐竜のどんと一緒に何して遊ぶ?
まきとめぐみは動物好きのきょうだい。
亀や金魚などを飼っていましたが、おとうさんに、「もっと大きま動物を飼わせて!」と頼みます。
ある日、おとうさんがなんと、恐竜の子どもを家に連れて帰ってきます。
大喜びのふたりは恐竜に「どん」と名前をつけて、家を作り、池のお風呂に入れてあげて……。
あれ? なんだか「どん」の元気がありません。お医者さんの診断によると運動不足のよう。
まきとめぐみと友だちは、「どん」と一緒にハイキングに出かけることに!924円(税込)カートに入れるカートに入れました
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見つけてくれて、ありがとう
スーパーの冷凍庫の中にいる、お人形の女の子。
元の持ち主のポケットから、こぼれ落ちてしまったのです。
それからというもの、お人形はだれにも見つけられることがないまま、冷凍庫のアイスクリームを食べたり、大きな冷凍庫の中をあちこち動き回ったりして、ひとりぼっちで過ごしていました。
そんなある日、お人形がふと見上げると、そこには、こちらを見つめる女の子のすがたが。
寒そうで、寂しそうなお人形を見た女の子は、家に帰るとすぐにあたたかい帽子やコートを作り、届けてあげることに。
そこからふたりの交流がはじまって……。
じぶんという存在に気付き、愛情をかけてくれる誰かがいるよろこび……。
ふたりがこころを通わせる様子が、ていねいに描かれています。
1966年に刊行された絵本が、このたび復刊されました。1,210円(税込)カートに入れるカートに入れました
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凧と一緒に空高く!
知りたがりやの、こざるの〈じょーじ〉は、ひとまねが大好き。
興味の向くまま元気に飛びまわっては、ハプニングの連続。
あるとき、友だちの〈びる〉が凧をあげるのを見て、自分でもやってみたら、凧に引っぱられて、空へ舞い上がった!!
さあて、じょーじ、どうする? どうなる?880円(税込)カートに入れるカートに入れました
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追いつ、追われつの大活劇
「すごみやスカンチー」、「へびの目パイソン」など、名前を聞くとわくわくしますが、実はどろぼうたちの名前です。
そのどろぼうたちが狙っているのは、牧場に放たれている、まるまると太った牛。
そして、まんまと牛たちを盗んだどろぼうたちを追いかけるのは、頭がきれ、めっぽう足が早い馬、キャリコ。
キャリコはその頭脳でもって、カウボーイのハンクといっしょに、どろぼうたちを追い詰めます。
モノクロのコママンガ風に作られた絵本は、キャリコをはじめ、登場人物が実にいきいきと描かれていて、ハラハラする展開が続きます。
『ちいさいおうち』などでおなじみの、バージニア・リー・バートンが描いた、読みごたえたっぷりな物語。
1976年に日本語版が刊行された絵本が、このたび復刊しました。1,650円(税込)カートに入れるカートに入れました
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雪だるまはどこに!?
冬、最後の雪が降った日に、ヘンリーと兄のピートが作った、ちいさなちいさな雪だるま。
その日の夜、何度もベッドから抜け出して、月の光をあびる雪だるまを眺めて過ごしたふたりでしたが、次の日の朝、目を覚ますと……。
雪だるまは影もかたちもなくなっていることに気付きます。
雪だるまが消えてしまったことを、ふしぎがるピートのそばで「お月さまが、雪だるまを溶かしてしまったんだね」と、にっこりとほほえんでいる、ヘンリー。
ヘンリーは、ピートにないしょで「いいこと」を思いついていたのです。
『どろんこハリー』でおなじみの、名コンビによる、こころあたたまるお話。
ヘンリーの「いいこと」を、やさしく見守るおかあさんのまなざしもすてきです。
2003年に日本で刊行された絵本が、このたび復刊しました。
おとなにもおすすめ!2023/8/20放送|NHKラジオ「落合恵子の絵本の時間」で紹介されました。
>これまで「落合恵子の絵本の時間」で紹介した絵本リストはこちら1,210円(税込)カートに入れるカートに入れました
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山は大きくて、空はひろいんだ。いろんないきものたちと里山に暮らすぼくと犬のくろ。
おとなにもおすすめ!2024/1/14放送|NHKラジオ「落合恵子の絵本の時間」で紹介されました。
>これまで「落合恵子の絵本の時間」で紹介した絵本リストはこちら1,320円(税込)カートに入れるカートに入れました
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チェコのひとびとにかかせない
「きつねが はしる」
きつねが はしる ターボルのまちへ
しょうがの つまった ふくろを しょって
とことこ おうのは はりねずみ
せなかのはりで ふくろを ぷすんと さしたいのさ
タイトルの「きつねが はしる」など、愉快なわらべうたから、田舎の生活が題材となっている、のんびり平和なうたまで、声に出してたのしめる、あの歌、この歌。
チェコの国民的画家ヨゼフ・ラダのわらべうたの絵本。
自国で数多く出版されている中から、チェコ児童文学翻訳家の木村有子さんが、日本で親しみやすいものを厳選し編んだ38編。1,210円(税込)カートに入れるカートに入れました
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子どもの想像はどこまでも
いっちゃんは、3人のおねえさん、いもうと1人の4人きょうだい。
月が輝く夜、子ども部屋でいっちゃん以外はみんなすやすやお休みです。
いっちゃんは真っ黒な夜に飲み込まれないように、ふとんをすっぽりかぶり 息をひそめますが、だんだんまぶたが重たくなってしまい……。
表題作の「こどもべやのよる」。
おとうさんが持って帰ってきた天使の人形と空を飛んで お出かけするお話「てんしちゃん」、海に行く予定が急に行かれなくなり、おこったいっちゃんたちが子ども部屋にとじこもり、2段ベッドの船に乗って海を冒険するお話「おとなはたちいりきんし」の3話が収められています。
いっちゃんの想像はどこまでも広がって、子ども部屋からどこへでも行ける、ワクワクドキドキ、夢が膨らむお話です。
「岩波子どもの本」創刊70年記念の一冊。
おとなにもおすすめ!2024/4/7放送|NHKラジオ「落合恵子の絵本の時間」で紹介されました。
>これまで「落合恵子の絵本の時間」で紹介した絵本リストはこちら1,320円(税込)カートに入れるカートに入れました
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いじめの傍観者となってしまった少女の葛藤を描いた名作
百枚のドレスを持っていると言い張るポーランド移民の貧しいワンダ。
クラスメートの女の子たちはからかい、ばかにしています。
マデラインは、このいじめをだまって見ていることしかできません。
ある時、学校で、ドレスのデザイン・コンクールがあり、百枚のすばらしく斬新で美しいドレスのデザイン画が一等賞を取ります。それは、ワンダの描いたものでした。
ほんとうに、ワンダは百枚のドレスを(絵でしたが)持っていたのです!
移民であるために差別されることから逃れて、ワンダの一家が、町を出ていくと聞いたマデラインは……。
原書はアメリカで1944年に発行された、ロングロングセラー。
差別やいじめというテーマを、難しい言葉を使うことなく、子どもにもおとなにも問いかけます。
考えに考えて辿り着いたマデラインの決意を、見届けてください。1,760円(税込)カートに入れるカートに入れました
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真鍋真先生の実際の授業を書籍化! 鳥などと比べながら恐竜の秘密にせまる、新しい入門書。1,980円(税込)カートに入れる
カートに入れました
|1959年初版刊行|
★おかしな「やえもんことば」がいっぱい
「しゃっ しゃっ しゃくだ しゃくだ しゃくだ……」怒りながら走る、やえもん。
「むちゃだ、めちゃだ、むちゃくちゃだ……」嘆き悲しむ、やえもん。声に出して読むと、たのしさ倍増です。
★日本の「やえもん」 VS.イギリスの「トーマス」
子どもたちに人気の機関車といえば、「トーマス」がありますが、「やえもん」だって負けてはいません。
子どものこころを乗せるのがとっても上手な、機関車やえもんです。
★おとなの気持ちも惹きつけます
一生懸命に働いたのに、歳をとって役にたたなくなると、くず鉄!? がっかりしたり、憤慨するおとなも、多いかも。でも、ご安心ください! やえもんは、すてきな終着駅を見つけました。
機関車のやえもんは、長いあいだ働いたので歳をとって、くたびれています。
若い頃を自慢し、いばってみても、誰も相手にしてくれません。
とうとう、壊して、くず鉄にすることが決まってしまいます。
嘆くやえもんに救いの手をさしのべたのは、交通博物館のひと。「やえもん」は実在する機関車みたい!?